創作意欲はどこからくる? #10分日記(7/10)
最近、無性に気になるのが「創作意欲はどこから来るのか」ということ。
なぜ、気になっているかというとクリエイターのためのコワーキングスペースの副業をやり始めて、周囲にクリエイターさんが増えてきたからだと思う。
本業でアーティスト一本の人もいれば、アルバイトしながら制作する人もいる。いわゆる、富裕層レベルのお金をいただいてるわけではないけど、生活費は身の丈で、時間とお金を作品作りに注いでいる。
なぜ、そこまでやるのか。
なぜ、そこまでやれるのか。
尊敬の気持ち半分と興味半分で周囲のクリエイターに創作の源を聞いてみることにした。
回答は人それぞれで面白い。
創作意欲はどこからくる?
30代 刺繍作家 クリエイター歴15年
「ものづくりしないと気持ちが悪くなる」
30代 日本画 クリエイター歴12年
「哲学が好き。死ってなんだろう?考えていくと言葉にならなくなる。だから絵で表現する。感情のアウトプット先かな」
20代 映画監督 クリエイター歴5年
「義務。映画は走り出すと様々な人が関わる。アイデアが降ってくる瞬間は楽しいけど、そのあとは義務感でやらなきゃってなる」
20代 商業漫画家 クリエイター歴5年
「自分の漫画がドラマ化して推しを出演させたいから。」
30代 ダンサー クリエイター歴20年
「これしか出来ないから。最近、賞も貰えるようになったし、続ければ何かに繋がるから。助成金ももらうけど、だいたい制作費や他ダンサーの出演費でなくなっちゃう」
30代 アクセサリー作家 クリエイター歴15年
「ファンの為。でも時々、売るために作っているとブランドが崩れるから、嫌になる。嫌な気持ちでは作れないから、最近はブランド閉じるか悩む」
話を聞きながら、作っていて苦しくなることはないのか聞いたら、半分以上の方が、苦しいっと回答。
作っている意味は様々だけど、0から産み出すのは苦しさを伴うらしいのだ。
生活のためでなく、苦しさも伴うのに何故作るのかな。何故表現するのかな。
自分の創作意欲はどこからくる?
私も隙間時間に、イラストやったり、イラスト漫画や絵本やったり、縫い物したり、DIYしたりしてるが、アイデアが閃く瞬間が好きで作っている。作り始めると、なんで作り始めちゃったんだろ、と後悔することが多い。だから、中途半端な作品が家中に転がっている。それらをみると、また作らなきゃとプレッシャーを抱き、手をかけてはとめ、また別の中途半端作品に手をかけてはとめを繰り返す。積読本みたいにまた積み上がっていき、プレッシャーを感じ始める。
でも、ものづくりしていないと、自分を味わえない感じもしている。会社の仕事では、数字を追っかけたり、成果を出して、お給料もらうけど、再現性がある仕事を求められるから、あまり独自性は出せない。一方で、ものづくりは、ルールや表現手法は自由。誰かに作品をジャッチされるわけじゃないし、成果なんて必要ない。自分の感性に触れたり、自分しかできない表現にホッと一息つけれる。
私の場合は、ビジネスの仕事をする自分と自己表現をするものづくりをする自分を両方味わって、行ったり来たりしながら、自分を堪能したいのかもしれない。
皆さんの創作意欲はどこからきますか?
作りたい気持ちは衝動的で抑えられないものなのかなと思うけど、皆さんはどうですか。
時々、考えてみると、しっくりした答えはでてこないけど、自分にはものづくりしたり、表現しないとダメそうだなって着地するかもしれないですよ。
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