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はぐくみ・うまれ・そだつNo.43"NICUに"

前回はこちら↓

パパさんと先生が病室に入ってきた・・・。

「出産、おめでとうございます。突然のことでびっくりされましたよね。今日、点滴したものが結構体に負担が出る人もいるので・・・今、体の具合はいかがですか?手のしびれとかはないですか?」

「今のところ、大丈夫です。赤ちゃんは、赤ちゃんは大丈夫ですか?」

「赤ちゃんは後程、担当の先生が説明をすると思いますが状態は良いと聞いています。」

その言葉に胸をなでおろした。

「ここからは、赤ちゃん自身が保育器の中でお母さんのお腹の中にいるのと同じように成長していくことになります。

ただし、お母さんのお腹の中にいるのとは違い様々なリスクを乗り越えていかなくてはなりません。

一番の応援は家族の方が会いに来てくれて触れ合ってくれることだと僕は思っています。

お母さんはご自身の体も修復しながらになるので大変だと思いますが、できることをできるときにの気持ちでここを乗り切っていきましょう。」と先生は話された。

小さく生まれた赤ちゃん。元気に育っていけるように最大限できることしていくからね。そう、心に誓った。


それからしばらくのんびりと過ごしているとNICUの先生からの説明があるということで車いすにのせられNICUに移動。

パパさんと共に赤ちゃんと対面。三女ちゃんの時もNICUに入院だったけれど1000g近く違うと赤ちゃんの様子は全く違う。

薄い皮膚に細い腕・・・。チューブにつながれ「こんなに小さく生んでしまった」という罪悪感があふれ出てきた・・・・。

「なんで、こんなことになっちゃったんだろう・・・赤ちゃんに申し訳ない・・・どうしたらいい?」とパパさんに向かってつぶやいた。

しばらく考え込み、パパさんが何か話そうとしたところに先生がやってきた・・・。

次につづく・・・

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