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はぐくみ・うまれ・そだつ No.45"N→Gへ"

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その日は一日体を休め、翌日からおっぱいのケアーをしてもらい搾乳開始。

ほんの一滴も大事とスポイトに取りNICUに看護師さんが届けてくださる。

段々と増えていく母乳量、私のできることの大事な大事な赤ちゃんの栄養。入院中はなるべく赤ちゃんのそばに入れるようにとNICUに頻回に足を運んだ。


3日経ち退院。

(上の子たちが心配なので早めに返してもらった。)

おうちに戻ると上の子たちが待ち構えていた。一週間ぶりの我が家。

お義母さんとお義母さんのボーイフレンド?が子どもたちを見てくれていたらしい。

「もう、クタクタだから帰るね(;^ω^)」と私が戻ってくるなり帰宅。

よほどくたびれていたんだろう・・・悲壮感満載。「お義母さん、本当にありがとうございました。」と心から感謝の気持ちを伝えた。


玄関横の部屋にマルシェの準備が残されていた。そうだった、みんなに謝らないと・・・。

連絡をするとみんなからの温かい言葉に半べそ。本当にやさしい人たちに守られているんだと再認識した。

三女ちゃんは生まれて初めてこんなにも離れていたのでちょっとブルーに。

基本的にべったりちゃんではなかったので抱っこして~~という雰囲気ではなく、わたしが移動するたびにその部屋の扉からこそっとのぞき・・・存在を確認しに来る感じ・・・。振り返ると視線がありドキッとするタイプ。

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今となれば懐かしい思い出。(上の写真は三女ちゃんではなく、六女ちゃん。三女ちゃんの当時の写真は撮ってなかったので、イメージ写真です)


パパさんは毎日NICUにおっぱいを届ける日々。朝と夜2回。夜は基本的に私と一緒に向かい赤ちゃんとコミュニケーションをとれるようにしてくれた。

赤ちゃんは少しづつこの世界に慣れるようにと体を育てている。


2週間が過ぎ酸素チューブがなくてもバイタルが安定。酸素濃度も徐々に下げていく。

1か月過ぎたころ、保育器の外に出る練習が始まった。抱っこをすることもできるように。

それからまた少し時が過ぎ、赤ちゃんが安定してきたので保育器を卒業しGCU(Growing Care Unit=継続保育室)へ移動することに。

こちらでは通常の新生児室の赤ちゃんと同じようにコットという赤ちゃん用のベッドで過ごします。血中の酸素の量をチェックをするセンサーが足の親指にペタッと張り付けられていましたがそれ以外はもうついているものはない感じに。

カンガルーケアーもできるようになり、パパさんまで赤ちゃんとのふれあい大事と足しげく通う日々に。


そして生まれてから2か月。体重も2500g付近まで来たということで退院許可がでました。

退院時にはRSウィルス予防のためのワクチンを受けないといけない・・・とのこと。2000g未満で生まれた子たちはリスクが高いのでという話らしい。

我が家の長男君・長女ちゃんで予防接種はトラブルにあっているので悩んだ打つリスクと打たないリスク、双方を調べ打つ決断をした。


そして、退院。いよいよおうちでの暮らしが始まるよ☆

次につづく・・・

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