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育メンスタート講座

三鷹市にある子ども家庭支援センターすくすくひろばにて行われた「育メンスタート講座」取材させていただきました。2017年3月4日(土)、10:30〜12:00。12組のお父さんと子さん(生後4〜6け月)が参加。進行役は、子ども家庭支援センターすくすくひろばの職員さんと三鷹市助産師会の方、計3名。講座は3年目。2回1セットで、1回目はお父さんのみの参加で、参加動機や育児の喜び、戸惑い、不安、お母さんの変化への対応などを話し合い、助産師さんたちからのアドバイスもあったそう。今回お伺いしたのは、お父さんがお子さんを連れての参加、の2回目。ではでは、どんなことが行われたか、お伝えしま〜す♪


講座前

会場には子ども達が自由に遊べるオモチャが置かれ、見つけるとすぐハイハイして取りに行く子も♪集まったお父さん同士、「何ヶ月ですか?」「何キロですか?」「歯はもう生えてますか?」などの会話が自然と交わされていた。初めて参加の人、2回目の人、第1子と参加の人、第2子と参加の人、様々です。


講座スタート!

まずは、職員さんが音の出るオモチャを動かしながら歌い、お子さんたちに向け心地いい雰囲気作り。そして「こんにちはー」の挨拶。その呼びかけに、お父さん方も「こんにちはー」。はじまった。


講座中はオムツ替えやミルク、お父さん方の水分補給もご自由にどうぞとのことで、和やかモード。


自己紹介

お父さん自身のこと&お子さんのことを順番に一人ずつ話していく。「子どもが便秘で悩んでいます」「泣き声が大きいと思っていましたが、今日来てみたら他の子とかわらず安心しました」「昨日二人でお風呂に入ったのですが、はじめて泣かずに和やかな入浴時間でした」「ラッパのオモチャはなめるだけでしたが、音を出せるようになりました」。そんな、悩みや喜びを聞きながら、そういえばうちの子もそんな時があったなぁ、と目を細めた。そうそう、そんなでした。そんなでした。お子さんのことを話されているお父さん方からはお子さんへの愛情を深く感じられた。


歌遊び

職員さんが歌いながら、子どもと触れあえる遊びを伝授。膝に乗せたり、抱っこしたり。


「たかいたかーい」もしたり。


立って「たかいたかーい」も!


そして、ハンカチを使ってみたり。声をあげて笑うお子さんもいましたよ〜。終わると歌遊びのプリントが配布されていました。家でも楽しめますね。


グループトーク

2グループに分かれ、助産師さんも加わりざっくばらんにお話。ミルクのあげ方や離乳食、抱っこ紐、遊びに行く場所などについてなど、情報交換されていた。助産師さんからは、昔と今の離乳食のあげ方の違いやミルクのあげ方へのアドバイスなどもあった。


読み聞かせ

職員さんが、生後半年ぐらいの子どもたちに人気の絵本をいくつか紹介。その中から「だるまさんと」をチョイス。絵本の読み聞かせにあわせ、子どもたちはお父さんと一緒にゴローンと倒れたり、抱っこで持ち上げられたり。


最後に一人ずつ「参加してみての感想」

「子連れでは外食が難しいと思っていたが、回転寿司に行ったという方がいらして、行ってみようと思いました」「いつもは、お母さんじゃないと泣きやまない子どもですが、今日はじめて私で泣き止んでくれた」などの感想が出ていた。最後は「育メン認定書」授与で終了!


取材後記

私、子どもが生後5ヶ月の頃まで、子育て支援センターや一時保育を利用していなかった。その頃、私は自宅で子どもと二人だけで過ごすことが多く、面と向かって会話するのは旦那ぐらい。でも、その旦那とも仕事やお互いの睡眠時間帯の関係で、ほとんど会話する時間がなかった。生後半年を過ぎた頃から子育て支援センターや一時保育を利用するようになると、そこを利用するお母さん方と少し会話するようになった。お互いの子どもの成長の様子に共感したり、違いを見つけたり。「育メンスタート講座」では遊び方や絵本の読み聞かせ方など勉強できる良い講座だと思ったが、それ以上にお父さん同士の繋がりができるという点が特に素晴らしいと思った。講座が終わると、みんなでワイワイとラインの交換会が始まっていた。


<<ちょこっとインタヴュー>>

「育メンスタート講座」に参加された露口さんと宮本さんに講座終了後、お答えいただきました~。
*露口さん
参加されたきっかけ
「三鷹市の広報を見て自分で申し込みました。2回目の参加です」

仕事と育児について
「平日、仕事から帰ると子どもは寝ているので寂しいです。妻の負担が多くて申し訳ないと思っています」

またこういう講座に参加されたいですか?
「参加したいです。これを機にパパ友と繋がっていきたいと思っています」

*宮本さん
参加されたきっかけ
「助産師さんの1ヶ月訪問の時にいただいたチラシで知り、申し込みました」

仕事と育児
「育休が明け、3月から勤務しています。育休中は家事もできていましたが、今は育児に関われる時間も少なくなりました…。自分にできることをみつけていきたいと思っています」

またこういう講座に参加されたいですか?
「参加したいです」


>>子ども家庭支援センターすくすくひろば

>>三鷹市助産師会


発行・テキスト・編集・写真・はまのゆか・2017年3月20日

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