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男性の育児休業のポイント

30代~40代って、仕事上はすごく重要なポジションだったり、重要なタスクが与えられたりする頃かと思います。かく言う私も30歳を超えたあたりから、すごく面白いなと感じる仕事に携わるようになり、今の働き方改革というワードからはちょっとかけ離れているような、月間残業時間が150時間前後という働き方が何年も続いたことも。。。
それでも、やりがいやモチベーションがすごく高かったこともあって、心身共に何とか持っていたというところはありました。結果、私の働く住宅業界、特に賃貸住宅業界には一石、二石と投じられたようなプロジェクトにも関わることが出来て、今の自分の骨格が出来ているんやろうなぁと。
とは言え!!過重労働が果たして正しいのかというとそれはNOやと思います。この辺りのお話はまた別の機会に。。。大昔のリゲインのCM「24時間たたかーえますか♪」というのは、もはや化石でしかないですよね・・・

そうそう、男性の育児休業のポイント。
と書いたものの、女性にとって、とっても一大事で危険を伴う出産・育児というライフイベントということになるわけです。今回改めて、男性で育児休業を取ったらどうなるのか、ということは考えてみたものの、女性にとっては、ライフデザイン・キャリアデザインを考えると、更にシビアで過酷で大変なものなんやな、と育休を取ってみて思った次第。

とりあえず、こちらでは、私が男性ということもあるので、男性にとっての育児休業での重要と思われるポイントを書いてみようと思います。

1.キャリア形成について
僕はかなり遅い目の40代で父になれたわけですが、20代~30代に父になる男性も多いと思います。
20代はガツガツ仕事に向き合っていったり、パワフルにこなしていったりと公私ともにパワーで押す期間。30代は、部下もでき、信頼性も増し、仕事でも重要な役割を担っていく時期。40代は管理職になったり、マネジメント能力も大きく問われる時期。
特に、30代~40代については、責任もどんどん重くなり、勢いだけでは乗り越えられない社内政治(笑)に巻き込まれることも多いのではないでしょうか。育児休業となると、キャリアがプツンと途切れるような感じになるイメージもありますし、ここをどうやってうまくさばいていく、もしくは自分の考えをしっかり整理するか、というところが大事かなと思います。
私の場合は、子供が出来、双子であることが分かってからは、出産した年度は短期の育休やリモートワークを組み合わせながら乗り切り、『翌年度は育休で長期いないので、人事編成上カウントしないでください』というようなアナウンスを管理職のみなさまにお知らせ・お願いしていました。
このやり方であれば、穴をあけることは一緒でも、会社・周囲への影響というのは、少しは緩和されているのかなぁと感じております。

2.収入の面について
こちらはリアルにシビアです(笑)特に、私のようにパートナーが主だった仕事に就いていない場合、基本的に片輪走行での家計運営になっているはずのなか、会社からの給料は育児休業中は当然ゼロになります。
詳しくご存じない方もいらっしゃるかもですが、雇用保険を支払っているサラリーマンであれば、『失業給付』のような形で『育児休業給付金』を頂戴できるので、こちらが虎の子の収入ということになり、今回私はこの給付金の制度を活用し、子育てに専念しています。
ただし、この『育児休業給付金』は休業前の給料の67%、50%しか受け取れないため、資金ショートがほぼほぼ見えてくる、ということとなります・・・この『育児休業給付金』の細かい制度や損をしない取得方法についてはまた別の機会にきちんと触れたいと思います。

3.プライベート
子供が産まれると何もかもが変わる、と言いますが、まさに。
とはいえ、これまた男女ともに当然変わっていくものなので、きちんとルールとかを決めて、お互いがストレスを溜めないで育児にトライできるような条件整理をしていく必要があるなと思います。

4.そもそも育児全般
特に、働きマンになっている世のお父さま方にとって、育休取得=休み、と思ってしまう人もいると思いますが、私の意見としては、『仕事の方が楽』です(笑)時間は事前にアポが取られることが多いし、自分のペースで仕事できることもあるし、30代40代ともなれば部下の指導・監督という立場の方も多いでしょうから、自分であくせく汗をかきながら作業マシーンとなる、ということも少ないと思います。
一方の育児。こちらは事前にアポなんてありません。王様(我が子)の理不尽なまでの要求にしっかりと答え、文字通りケツを拭き(笑)、王様のお世話をしっかり麗しやかにしていく必要があります。我が家は双子であったため、お世話時間としては通常のおひとりの倍以上かかってしまい、本当に現在進行形で大変大変な状況です・・・

私は40代での育児スタートとなりましたが、20代・30代でスタートさせる方も多いと思います。そして、結婚・出産・育児って矢のように進んでいくと、しっかり考えたり、悩んだり、お得な情報を逃したりすることもあるかと思います。
色々な観点でこのnoteで拙いながら、私なりに進んできたことや、考えをお伝えして、ポジティブに、楽しい育児、楽しい人生を歩んでいっていただけるヒントをご提供出来たらなぁと思っています。

とはいえ、やっぱりかわいい双子たち。


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