長男、放課後デイ教室やめる?
我が家の長男は現在小学3年生。
発達につまづきがありますが、現在は通級指導教室に通いながら、通常級で生活しています。
また、3ヶ月ごとの医療機関受診と、年長の冬から、週に1.2回放課後デイ教室(以下、放デイと省略)も利用しています。
私たちの住んでいる地区には複数の放デイがあり、運動に特化したもの、音楽・工作・料理に特化したものなど、それぞれに特色があります。
その中で、長男に合うものを選びたいと思い、2つ体験へ行った上で、本人が楽しそうに活動していた放デイに決めました。
学校が終わると、放デイの先生が学校まで迎えに来て、帰りもお家まで送ってくださるスタイルです。
最初の1年ほどは嫌がることなく行っていたのですが、小2の途中くらいから、放デイのある曜日の朝はぐずるようになりました。
「ぼく、もう〇〇やめるわ!」
と言いながら、家を出る長男。
でも、放デイの先生に聞いてみると、
「とても楽しそうに活動していますよ!」
とのこと。
放デイから帰ってくる長男に聞いてみても
「とっても楽しかった!」
と言うのです。
「じゃあ、また来週も行く?」
と聞くと、
「うん!行く」
と返事をするので、私たち親としてもこのまま放デイを続けようか・やめようか、決めかねていました。
しかし、また放デイのある曜日の朝になると嫌がり、毎週同じようなことの繰り返しでした。
夫と相談してみると、
「美容院と同じ感覚なんじゃない?」
と言われ、少し納得。
確かに、私や夫は、美容院へ行くまでが少しめんどくさいな~と思ってしまうタイプ。
美容院へ行ったらとてもスッキリするし、綺麗になれて嬉しいのに、行くまではあまり乗り気じゃない…。
長男も、行くまでは少し足取りが重いけど、放デイに着いてお友達に会うと嬉しいし楽しい。
そんな感じなのかな~と感じていました。
でも、本人の気持ちをもっと知りたいと思い、何で放デイに行きたくないのかを聞いてみました。
理由は、主に以下の3つ。
放課後に学校のお友達と遊びたい
放デイがあると、家に帰って来るのが遅くなる
放デイのカリキュラムの中でしんどいものがある
つたない言葉でしたが、本人の言葉で気持ちを聞くことができて良かったです。
ただ、今から他の放デイに変えるのは本人にとっても負担が大きいだろうし、かと言って支援が減ってしまうのも少し不安…。
そこで、ある提案をしました。
「長期休みだけ放デイへ行って、学校がある日はお休みしようか」
長期休みだと、放デイの時間帯が変わり、帰る時間も早くなります。
また、学校がある日はお友達と約束ができる。
学校終わりだと、疲れてカリキュラムがしんどく感じてしまうかもしれないけど、体力が有り余っている長期休みなら大丈夫かな。
こんな感じで、長男の悩みも解消できるのではと感じたのです。
本人に伝えると、笑顔で
「そうする!」
と返事をしてくれました。
その後は、気が楽になったのか、毎朝学校への行き渋りもなく登校できています。
今は、夏休みがくるまでお休みしているので、夏休みに入った時にまた本人の気持ちが変わるかもしれません。
その時は、また本人の気持ちを再確認して、家族で相談できたらと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?