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妊婦健診が10割負担だという事実。

妊娠するまで知らなかったんです…妊婦健診が10割自己負担だという恐ろしい事実を。勉強不足ですよね、そうですよね。すみません、許してください。周りにいなかったんです、出産経験者。
え?ん?ああぁ、国が補助券くれんの?やったぁぁぁぁ!♪( ´θ`)ノ
日本最高じゃん、ありがとう万歳。そんなにかからないのね、安心、安心。

って、ぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。補助券とやら全然足りないじゃんよ(°_°)金額も回数も。予定日を超えての出産だった私は補助券使い切ってしまったわけで、その場合は????
ってことで今回は妊婦健診の話。最近、出産費用は何かと話題ですね。そしてなぜか話題にならない妊婦健診。実は自己負担分結構あります。個人差、病院差、あると思いますが。とりあえず、私は妊娠経過順調で特に何もなかったパターンなので標準的な一例として見てね。

妊婦健診10割自己負担なの知らなかったよ、ボク

2020年8月。「おめでとうございます、妊娠6週目です」とドラマでしか聞いたことない言葉。「これが胎嚢です、赤ちゃんが入っている袋ね」と説明を受ける。感動で目の奥がじんわり温かくなって涙が出ないように堪えるので必死だった。診察室から出てエコー写真をこっそり眺める、ここに本当に赤ちゃんがいるんだ、と自分のお腹を触った。間違いなく人生で1番幸せな瞬間だった。「ユニ子さーーん」とお会計の名前が呼ばれ、財布を出しながら窓口へ向かう。「本日のお会計こちらになります」と出された領収証を見てちょっとびっくり。¥6,300。あぇ!?(*_*)みたいな顔をしたのが受付のお姉さんも分かったんだろうよ、「あ、妊婦健診は10割負担なんです。こちらの紙を持って区役所に行ってください。母子手帳と妊婦健診の費用の補助券がもらえますので次回からは補助券が使えますので」と妊娠届をもらった。「じゃあ次回その補助券を持って来れば今日の分もいくらか返金してもらえるってことですか?」と聞くと、「あ、いえ、今回の分は含まれないので今日の診察代は全て自己負担になります」と。あまり動揺するのもダサいので「そうなんですねぇ〜、カードって使えますか?」と私。
カードが使えてよかった。

国が出してくれる補助券とはなんぞ、結局いくらなのよ?


そんで結局いくら補助してくれるのよ。


川崎市ホームページより

東京、神奈川と色々サイト見たんですけど川崎市が一番分かりやすかったので引用しました。川崎市の場合、合計89,000円を国が負担してくれるわけですね。ちなみに1度につき一枚しか使えませんので、使える回数は14回です。なので14回以上もし検診を受けるようなことがあれば問答無用で自費負担なわけです。なにか異常があった場合は、健康保険適応になりますので3割負担になりますが。まあ、あとは年末の確定申告とか色々ありますけど、それはまた別の機会で。ちなみに、助産院では21,000と8,000券は使用できませんので計10回までですね。あとは双子なんかの多胎児の場合は、14回以上の検診があった場合1回につき5,000円の補助を5回まで受けることができるようです。

的野ウィメンズクリニックHPより

ちなみに同じ神奈川県横浜市では金額の割り振りが違うようで補助額は合計70,700円。ずいぶん差がありますぁ…。これ全国ではどうなんでしょうか?


厚生労働省ホームページより

ちなみにこれは都道府県別の妊婦健康診査の公費負担額以下は厚生労働省が発表している都道府県別妊婦健康診査の公費負担額です。(平成28年4月1日時点)アッ、神奈川県ワーストじゃないですか…?なんということ(°_°)そしてなんと無制限の自治体もあるんですか?でも圧倒的に14回が多いんですねぇ。

じゃあ妊婦健診は計何回あるのじゃ?

厚生労働省ホームページより

おおーーーー。厚生労働省が推奨している回数もピッタリ14回ですね。
まぁ大体は8週ぐらいまでには気付くことが多いのではないでしょうか。妊娠に気づくのが遅くない限りはピッタリ使い切るという計算ですね。そして、36週以降は1週ごとに検診を受けるわけですから40週までの用意なのよね。およよ??子供が40週ぴったりで生まれるとは限らないぞよ?そして41週を過ぎると胎児も大きくなってきて、羊水も減り出して、母体にも胎児にもあまりいい環境とはいえないようです。ということで私の場合、40週の予定日を超えても生まれる気配すらなかったため、41週以降は2日に一回の検診となったのです。40週で補助券を使い終わり、41週で自己負担1回目、41週2日で自己負担2回目と2回の10割負担の検診があったわけです。たった2回じゃん、と思いますよね。そうですよね。ですがですが、病院ってほんと高いんですよ??
補助券も21,000円と8,000円と6,000円は序盤で使い終わるので後半戦はかなり自己負担額大きかった。これはかなり地域差あると思うけれど、また別の記事でかかった額全額公開します。

この制度ってどうなのよ?

はて、この制度ってどうなんですかね。
妊娠は病気ではないから保険適応にならないそうですが。それでいいのか。
最近何かと話題になっている、妊娠、出産のお金のこと。不妊治療の保険適応、出産一時金の増額。妊婦健診の制度が全然議題にならないの不思議でしょうがないんですが。世の中の人はどう思ってるの?
次は結局いくら自費でかかったのか記事にしたいと思います。

ここまで駄文にお付き合いありがとうございました。
またお会いしましょう。

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