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フィンランドが教えてくれた魔法の言葉

Moi!

今回は、フィンランドでの学びを一つ。

タイトルにある 魔法の言葉とは " kiitos " です。

" kiitos " は「キートス」と読み、日本語で「ありがとう」の意味です。
何気なくおしゃれな雑誌等で見かけたり、フィンランドのことが好きな人だったら必ず知っている言葉だと思います。

私は関西出身ですが、関西弁で ありがとうは「おーきに!」です。
なんとなく 「キートス!」に似ているかもとか思っちゃってます(かなり無理矢理)

さて突然ですが、感謝したこと、されたことってありますか。
人生に一度はあると思います、どんな方でも。
その時のことを思い出してみてください。

人は感謝したり、感謝されたりすると幸せを感じます。

感謝している人や、されている人で
怒ったり悲しんでいる人って…まぁ、いなさそうですよね。

フィンランドの人々は、総じて少しシャイなのかなと感じましたが
(もしかするとこれは、アメリカ生活をしていた私だから尚更感じたことなのかもしれないけど。なんせアメリカ人はポップな人が多いから。)

バスの乗降時、運転手さんにkiitosしているし
お店入る時は必ず挨拶をし、店を出る時はkiitosと告げている。

決して太陽のような笑顔で kiitos! という感じではないのですが
ボソッと 口角を少しあげて kiitos. という感じで。

旅行者として異国の地を訪れる時って
何でもかんでも感謝したくなる…少なくとも私はそうです。
お礼を言うことなんて、当たり前のことのようだけど
自分は果たして日頃から、日本でもできているのだろうか…と考えたのです。

思い返せば、ありがとうございます、と伝えた時は清々しい気分になる。
伝えなかった時は、特に何もないんだけど。
別に言っても言わなくても、いい状況なんだけど。
でも伝えときに、もし相手が少しでもニコッとしてくれたりしたら、心が満たされませんか。

そういえば新卒の時の上司が
「日本人は、すみませんをやたら連呼するけど、すみませんの代わりに私はありがとうと言うようにしているよ。」と言っていたことを思い出す。
確かに、私たち日本人はいつ何時、謝っている気がする。
謝罪の言葉を、感謝の言葉に変えてみてはどうだろうか。


お互いの「ささやかな幸せ」のために
伝えたいと思ったら
躊躇せず 日本でもkiitosしようと思う。

魔法の言葉 kiitos.



それでは、moimoi!







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