何かやりたいというわだかまり
学生時代柔道に打ち込んできてこれまで口の中が乾燥するくらい緊張感のある試合、体がバラバラになるくらいの練習それくらいの熱量を持ってやっていた。
大学を卒業して社会人になり柔道から解放された感覚だったがそれと同時に物足りなさを感じた。ただ、上司に言われた仕事をこなしただ自宅への帰路につく毎日。日に日に自分らしさ、やりたいことへの情熱が失われていく感じが私は、怖かった。人間関係も悪くはない、仕事もそれなりに充実している。しかし、何か成し遂げたい、柔道をやっていた時のように歯を食