【リーダーシップ:その5】リーダーに必要な要素②「自分を知り、自分に正直になる」

優れたリーダーは、自分自身のことをよく知っている。

完璧なリーダーはこの世に存在しない。
どんな優れたリーダーにも必ず強みと弱みがある。
大事なのは、それをリーダー自身が理解していることである。

リーダーは学び続けなければいけない。
自分自身を成長させ続けなければいけない。
自分自身のことを知れば知るほど、その学びの効果・効率が上がっていく。
何をより優先的に学ぶべきか、知っているからだ。

また、自分がどこかの組織の責任者となり、組織の形式上リーダー的ポジションについた際、あたかも自分が他人より優れているかのような錯覚を起こしてしまうリスクがある。
そうなった途端、その組織はそのリーダーにはついて来ないと私は考える。
自分自身を知ることで、自分が全く人より優れてるわけではないことを認めざるを得ない。
それは結果的に良いリーダーになる道だと考える。

また、自分自身を知ることで、自分自身のリーダーシップ・スタイルを確立できる。
リーダーシップ・スタイルに正解はない。
それは自分だけのものであり、大事なことは、それに忠実・正直にあることである。

誰かのフリをする必要は全くない。
それも含めて、人はリーダーについていく。
ある人は、そのスタイルが好きだから。
また、ある人は、そのスタイルや能力が心許なく、Vision達成のためには自分の力が必要だと思ったから。

リーダーシップ・スタイルも様々であれば、リーダーのもとに人が集まる理由も様々。
大事なことは、リーダーが自分自身のリーダーシップスタイルを確立していて、そこに正直であることである。
そうすれば、Vision達成のために必要な人材は集まってくる。


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