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我が命の全けむかぎり忘れめや いや日に異には念ひ益すとも 盂蘭盆にて思う …敷島の道

盂蘭盆 かつぽんの住む地域は、旧暦に合わせたお盆。地域によっては7月にお盆をむかえるところもあるとか。

先日は、子供達と一緒にお墓の掃除をしてお盆を迎える準備を。そして、昨日は、仏壇を綺麗にして先祖を迎える準備。あとはお迎えする日を待つだけ。

今年のお盆は、自分にとって特別なお盆。いよいよというかとうとう父親の年齢に並んだ歳のお盆。45歳で病気で旅立った父は、どんな思いだったのだろうと…。

『我が命の全けむかぎり忘れめや いや日に異には念ひ益すとも』(私の命のあるかぎり忘れることなどあるでしょうか。日に日に思いが増すことはあっても。)

万葉集からの一首。家持を思う恋の歌。その言葉をかりて早く亡くなった父への思いを…。

この世に生を授けてくれた先祖にそして、両親に感謝をして大切に生きていきたいと思います。

お盆休み、本年は旧交を温めることが難しい状況です。今日の大文字の送り火も自粛されるとか…。日々感謝して、今の自分を精一杯生きよう!

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