2021年ヨム九冊目　『土俵際に追い詰められた男達の戦い。それぞれの人生を背負いながら！』

マーケットに右往左往してしまう現状…。景気が悪化して、売上上がらず、利益は減少、固定費を減らすために行われた経営は…。

集団左遷　江波戸哲夫

福山雅治主演でドラマ化された原作小説。大手不動産会社に勤める主人公は、新規部門の本部長に任命される。

目的は、会社の危機を救うために精鋭を集めて塩漬けになったビルやタワマン、分譲住宅を売りまくりる特命部門！

…というのは名ばかりで、会社のお荷物扱いされたリストラ候補の問題社員の集団左遷！

そして、本部長に任命されたのは副社長の秘密をにぎり目の敵にされ虐げられている主人公。

辞表を叩きつけるところを周りの部下から説得されて、一軍の将として動き始める！

本部には四つの部があり、それぞれ悩みを持つ？部長達が…。

リストラしたい会社側の嫌がらせ、スパイの存在、家庭での問題。

土俵際に追い詰められた男たちの運命は…。

今、現実の世界でも未曽有の危機で厳しい状況が続いています。この厳しい状態の中で、少しでも一ミリでも前へ進めることができるように僕たちに出来ることを進めていこう！

そんな力を与えてくれる一冊。

良かったわ，言える毎日を！