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人に教えるなら、いつも何度でも

現在JavaScriptの勉強をしています。

が、これが本当にわからない…
昨日学んだ内容を覚えていない…

エンジニアである夫に聞きながら食らいついている状態です。
いやはや本当にありがたい。

人から教えてもらいながら自分の教育スタイルを思い出したので、今日はその話をしたいと思います。

コーディングを教えてくれた上司

21歳の時、Web制作会社にアルバイトとして入社。

グラフィックデザイナーだった私はWebの知識が全くありませんでした。

学生時代は個人ホームページ全盛期だったので、その波に乗って自分もホームページをコピペで作っていたくらい。

コピペしてただけなので、それがHTMLだということも知らなかったです。

これからホームページのデザインを作るなら、HTMLやCSSは自分で書けるほうがいいだろうということで、上司であるFさんが1から教えてくれることになりました。

Fさんは何度同じ質問をしても必ず丁寧に教えてくれたんです。
必要があれば図に書いて説明してくれました。

「まっmarginつけても思った通りの余白にならないんですけど…!」

「あぁ、これはmarginじゃなくてpaddingにすると良いと思います。
marginとpaddingの違いは〜…」

こんな質問を30回はしてたと思いますが、懲りずに何度でも何度でも…

おかげさまでホームページのデザインからコーディングまで1人で出来るくらいに成長!

Fさんの親切丁寧な教えがあってこそでした。

どこの上司も優しいわけじゃない

Web制作会社を退職した後、2ヶ月だけ大きなWeb制作会社でアルバイトをしました。

以前お世話になった制作会社は全従業員で4人だったのに、デザイナーだけでも10人いる大規模な会社。

スキルアップのためのセミナーなども充実していて、これはもっともっと成長できるかも!と思っていたのですが…

そこで私の教育係になってくれた上司は、そんなに甘くなかったのです。

「こんなこともわからないんですか?」

「〇〇だったら△△すればいいと思うんですけど、なんでやらないんですかね?」

「〇〇を使わないなんてどうかしてるんじゃないですか?」

と、毎日2時間くらい2人っきりの部屋で剣幕に説明を受ける日々…

同期と「上司が怖い」という理由で慰め合う生活になるなんて思いもしなかったです。

先に同期に限界が来て退職、私も後を追うように退職しました。

Fさんが初めての教育係だったから、Web制作の仕事続けられたのかも。

大規模会社の上司が初めての教育係だったら、諦めちゃってただろうな…

この経験から、改めてFさんのありがたみが身に染みました。

自分が教える立場になって

その後入社した会社で、今度は私が後輩にHTMLやCSSを教える立場になりました。

後輩に一番最初にいった言葉は

「わからないことがあったら、同じ質問だとしても何度でも聞いてね。
前にこの質問したなと思っても、遠慮なく聞いてもらって大丈夫。
私もそうやって教えてもらったから出来るようになったんだ。」

でした。

Fさんの教え方を私も踏襲したいと思ったんです。

自分の教え方で人が少しでもスキルアップ出来るように。
その人の道を自分が閉ざすことがないように。

私の教育スタイルはFさんから学びました。

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