見出し画像

同じできごとでも違う世界が見えます

アクセスありがとうございます。
越路つぐみです。


相手がどんな世界の中で生きる人なのか、この人が何を感じているのかを真摯に聴くことはとても大切なステップです。

職業柄なのか、はたまた私だからなのか…そのあたりはよくわからないのですけれど、困っていることを相談される機会がそれなりにあります。
しかも、その場にいた何人かの人から同じできごとをバラバラに相談されることがあります。

このとき、本当に不思議なのですけれど、各個人が語る内容にはそれなりに違いがあるのです。
同じ時間、同じ場所で同じ出来事を経験しているはずなのに…です。

それぞれの人が嘘をついているのでしょうか。
いやいや、そんな感じでもないのです。
本当に、本当に、同じ出来事なのに、それぞれの人が違う話をします。


昔は「誰かが嘘をついている」とか、「勝手な思い込みだ」などとジャッジをしていました。
ただ、ちゃんと話を聴いてみると、「この人の世界の中ではこうなんだ」と納得する瞬間がありました。


Aの行動を私だったら、Bと解釈するけれど、この人はCと解釈する。
その意味を私は○○と意味づけるけれど、この人は△△と意味づける…。


人の数だけ、その人の価値観があるわけですから、完全に価値観が一致することのない私たちが、同じできごとを経験したとしても、まったく違うようにとらえていたり、物語のスタートや終わりの場面が終わっていたり。


いやぁ、本当に不思議ですね。
私の見方が変わると、それによって起こってくる結果が変わる。
当然なのですけれど、驚いている自分がいます。
多分、このまま一生驚いていると思います。


ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
またの機会に。


サポートしてもいいかなと思っていただけましたら、ぜひよろしくお願いします。 いただいたサポートは、何らかの形で社会に還元します。