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実は「E電の名付け親の1人なのです」というお話し。

こん○○は。
鉄道の旅の魅力と楽しさを情報発信・共有している「こしがやJoh」です。

4回目のnoteの記事アップです。

今回は鉄道のお話しです。

今回のタイトルを見た方々は


何のことだ?


と思われたが、多いと思います。

特にヤングなnote クリエーターの方々


その親御様も「E電」とか何ですか?


という方々が多いと思います。


今のJR各社(北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州と貨物)が

日本国有鉄道「国鉄」

だった、ことはご存知だと思います。

かつて、現在のJR東日本の山手線と、山手線の内側を走る中央線
この路線は「国電」(こくでん)と呼ばれていました。
(現在の西日本の大阪環状線、大阪環状線の内側を走る関西本線の路線も「国電」と呼ばれていました。)

なお、今回取り上げるのは、現在のJR東日本の山手線と、山手線の内側を走る中央線
です。

いまから33年前、国鉄分割民営化により「国鉄電車」でなくなったため、
「国電」という名称を変更せざるを得なくなりました。

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そこで、JR東日本は『JR東日本国電新名称募集事務局』を社内に設置、
「国電」に代わる新たな愛称を、国鉄分割民営化直後の
1987年(昭和62)4月20日から5月5日にかけて、一般公募しました。

公募期間ならびに以下、公募により集まった名称・公募数などは当記事作成にあたり
ウイキペディアから引用しています。

公募の結果、59,642通(2,513案)の応募がありました。
応募では1位は「民電」5,311通
以下2位「首都電」2,863通
3位「東鉄」2,538通
4位「日電」2,281通
5位「民鉄」1,786通

で、件の「E電」は?
20位 390通

でした。

以下、ウイキペディアにも解説されていますが、私の雑感含めて。


1位「民電」5,311通 (みんでん)


「国鉄民営化」したから「国→民」で「民電」か?

すでに「国電」に対して「民鉄」という呼び方ありました。
読み方も「民電」は、「みんでん」という。

やはり、「民」という文字を無理やり使っている、感じもします。


「民電」

不採用。


2位「首都電」2,863通(しゅとでん)

これが、聞こえかたにもよりますが「スト電」とも聞き取れます。


「ストライキばかりしている電車」


と、イメージがよろしくない。

この記事を読まれている方、

ストライキが電車が止まる。

ことが分からない、という方も多い気もします。

「ストライキ」に関して、当投稿記事では深掘りいたしません。

話しが大きくずれてしまうので。

労働者が使用者に対して抗議する手段。


です。

電車の運転を止めて、抗議していたのです。

乗客としては、電車が止まるのは困ります。


スト電


ではダメですね。

不採用。


3位「東鉄」2,538通(とうてつ)


しかしながら、

関東地方には「東武鉄道」があります。

混同されるおそれもあります。


不採用。

4位「日電」2,281通(にちでん)


家電会社や、他の企業で「にちでん」と呼ばれる会社もあります。


不採用。

5位「民鉄」1,786通(みんてつ)


5位と上位陣になりましたが、既に、この呼び名も「国鉄」に対して「民鉄各社」という形で、使われていました。

上位陣がもろもろ、上述の通り不採用になったなかで、


採用候補となった


20位「E電」 390通(いーでん)


なお、8位までは1,000通以上の応募がありました。


ですが、


20位の「E電」はわずか390通でしたが、最終選考候補に残りました。

JR東日本副社長の山之内秀一郎はじめ同社役員6名と
選考委員会のメンバーだった小林亜星氏、沼田早苗氏、による選考により、


「国電」に取って代わる名称が


「E電」

に決定しました。


私も「E電」の名称で、公募に応じていました。

応募の方法は「ハガキ」ですよ、「ハガキ」!


インターネットとか当時はありません。

「ハガキ」に書いて事務局へ送ったのです。

この「E電」の応募者から抽選で賞品が贈呈されることになり、私は『銀賞』が当選して命名記念のオレンジカードをいただきました。

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そのオレンジカードが、今回の記事見出し画像のものです。

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いやいやいや、こしがやJohさん、カードと言ったら「Suica」でしょ?


「オレンジカード」も知らない方もおられるかと。


次回記事は「オレンジカード」について書いてみようかなぁ。

なお、『銀賞』より上位の『金賞』の賞品が何だったのか33年前のことなので、
残念ながら今でもわかりません。


もしご存じの方がおられたら、教えてくださいませ。


ここまで、1731文字となりました。

今回の記事はnoteが推奨する1記事あたり1000文字~1800文字のなかに収まりました。

したがいまして、今回のnoteの記事アップはここまで。


今回もお読みいただき、お付き合いいただき、本当にありがとうございます。感謝いたします。

また記事投稿いたしますね。


おつかれさまでした。ありがとうございます。


令和3年4月25日  こしがやJoh 拝

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