見出し画像

新規事業の”新規=未知の領域”感は何%が適切?

今日は、知り合いから相談された「自分にとって新しい分野に参入する時、どうやって事業判断するか」というトピックについて、僕なりの考えを書いてみたいと思います。

相談くださった方の背景を端的に書くと「現状の本業はあるけど、新境地開拓のため新規事業を考え中」と、経営者なら誰しも経験し得る状況。「既存事業のちょっと横くらいなら知ってる領域で参入の自信もあるけれど、あまり新規感がない/新規事業とする意味がないが、まっさらから考えた全然関係ない事業だと参入の自信がない」とのことでした。

これに対する僕の結論は「ニッパチの法則」

1.知ってる度10%
 ➡事業のコアを握れない or 握るのに専門家を味方にする等コスト負担が大きくなる
 ➡予算/余力が十分あれば参入可能だが、零細企業には勝算激低

2.知ってる度50%
 ➡できなくないけど「知らない50%」を知るために時間とコストをかけるのを想定すると勝算下がりそう
 ➡1.と同じくお金があれば解決可能

3. 知ってる度80%
 ➡これなら人が辞めたり、多少モデルが変わっても、対処できそう。また、2割知らない、というのは今の領域から広げるには多くの場合に効果的

もちろん僕も、1.の時がありました。
創業期の事業であるJobTalentsは、ITも人材もちょっとカジッた程度でした。ただ、資金調達できたため知らない分をお金と仲間でカバーすることができたので踏み出せました。

が、行き詰まりピボットしたWakuWakuは資金余力が全くなかったので、システムも仲間も市場も同じまま顧客・モデルだけ変えて、80%知ってる感のあるパターン3.でした。

ロシアに出た際は2.の感覚でしたが、資金調達できた+固定費カバーするだけの固定顧客が進出前に契約できたことで踏み出せました。

逆にロシア国内の市場も開拓したいと思い、人材紹介を検討したこともありましたが、追加資金なく、ロシアの国内市場未経験+人材紹介も自分で経営経験なく1.だったので実行せずに終わりました。

今年タイで取り組み始めたメンタルヘルスケア事業は久々の新規事業でしたが、Blezグループ+マイシェルパというパートナーの存在と、タイの日系企業における人材市場という採用の隣の畑であることから、2.+パートナーリソースで踏み出す判断ができました。

というわけで、かなり主観的ではありますが、自身の経験からも「新規事業の”新規”=”未知の領域”感は20%が適切」なのではないかと考えました。もし「こんな視点もあるよ!」などあれば、コメントなどいただけたら幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?