見込み客を動かす、最も効果的な方法
<The PR Times Vol.3>
今回は、家のポストに投函されていたチラシが
非常に興味深かったので、こちらを考察していきたいと思います💡
そのチラシというのがこちらです🤓
一般的に、企業が行うPRやキャンペーン
プロモーションや広告の目的は
それに触れた見込み客に
「行動を起こしてもらう」
ことですよね💡
では、そもそも見込み客はどのような時に
行動を起こすのでしょうか?
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それは
”問題を認識”して
その問題を
”解決したい”という
”欲求”が生まれた瞬間です。
つまり、行動を起こしてもらうためには
いかに見込み客に問題を認識させるか
これがとても重要だということです。
「あなたはこんな悩みありませんか?」
広告やPRの冒頭でよく使われるこのセリフを
一度は目にしたことがあると思います。
これは、見込み客が抱えているであろう
問題を挙げることで、見込み客に問題提起
させる方法として、一般的によく使われる
非常に効果的な方法です。
しかし、この方法よりもはるかに、そして強烈に
見込み客に問題提起させる方法があります。
それが
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社会問題をメッセージに組み入れる
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という方法です。
社会問題+問題提起=最強の問題提起
これをしているのが冒頭のチラシです。
このチラシには、「コロナ」「子供の水難事故」という
社会問題がメッセージに組み込まれています。
この二つの社会問題を通して
「水難事故は水を遠ざけるだけでは解決しない」
という、このチラシで最も伝えたい
問題を提起しています。
コロナは言うまでもありませんが
8月に入って、毎日のように
川や海で溺れて若い命が失われる
ニュースを目にします。
このニュースを目にする度に
私自身、子を持つ親なので
「やっぱり水泳は大事だよなー」
「もし子供が溺れたらどうしようか」
「川や海の怖さをどう伝えていこうか」
と考えていました。
同じように考えていた人も多いのではないでしょうか。
そこに、このチラシです❗️❗️
既にニュースで、社会問題として
水難事故を認識していたので
このチラシで問題提起されている
「水難事故は水を遠ざけるだけでは解決しない」
このメッセージが素直に、そして、強烈に
心に突き刺さりました。
子供たちが寝静まった後
嫁と二人で
「やっぱ何かあった時のために水泳は必要だよね。通わせようか?」
という会話をしたのは、自然な流れでした。
このように、社会問題を組み入れることで
比較的容易に、そして強力に見込み客へ
問題提起し、それを受け入れてもらうことが可能です。
(そもそも、社会問題は、社会で実際に起きている
問題なので否定のしようがない!!)
ぜひ、見込み客を動かすために問題提起をする際は
今起きている社会問題と何か絡めることはできないか
一度立ち止まって考えてみてください😊
PS
一般的にチラシにはCTA
(「今すぐお問い合わせください」のような行動喚起)
が必要なんですけど、このチラシには一切ないんですよね。
だからチラシとしては、イマイチなんですけど、
その分宣伝色が一切ないので、チラシに書かれている
「親の責任」というメッセージがストレートに伝わってきました。
もしこれを意図してやっているのであれば
なかなかのやり手ですね🕶
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<The PR Timesとは>
企業の上手くいったPR、キャンペーン、プロモーションを
まとめたキュレーションページです💡
PR、キャンペーン、プロモーションなどを成功させるために
重要な要素、根幹となるのが”アイデア”です。
アイデア次第で成否が決まるといっても過言ではありません。
しかし、アイデアと聞くと、1からクリエイティブに作り上げていく
もののように思いがちですが、それは間違いです。
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アイデアとは、すでに上手くいっているものを
つなぎ合わせる、または、作り変えて生み出すものです。
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つまり、引き出しに様々な情報が入っていなければ
新しいアイデアは決して生まれません。
このキュレーションページでは、様々な企業の
上手くいったPR、プロモーション、キャンペーン
などをまとめています。
さっと流し読みをしていただくだけで
あなたの引き出しに、様々な情報
アイデアの素材が蓄積されていくような
ページになれば嬉しいです🙂