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450円のお弁当で年商70億円を生み出す秘密

お弁当の玉子屋知ってますか?


都内を中心に弁当の仕出しを
している会社です。

驚くべきはその年商
なんと70億円です(2019年時)❗️❗️

450円の弁当のみで💦


その業績もさることながら
ビジネスモデルとしても凄い
ということで

スタンフォード大学の
MBAの講義にも取り上げられています。


スタンフォード大学に取り上げられる
程なので、そのビジネスモデルは
色々凄いのですが

特に注目するべきは

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顧客との信頼関係の作り方です。
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玉子屋の配達ドライバーの方は
営業も兼任しているのそうですが
彼らは再利用できるお弁当箱を使っています。


もちろん環境に良いという側面もあります。


しかし、再利用するということは
毎回配達した後、それを回収して
綺麗に洗う

という
めちゃくちゃ手間がかかる
作業が発生します。


人件費、ガソリン代
光熱費などのコストが
使い捨てに比べて圧倒的に
掛かるというのは、想像に難くないですよね。


ビジネス的には絶対
使い捨ての方が効率が良いんですが

それでも再利用型弁当箱を採用している
理由は


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“顧客との接触回数を増やすため“

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これは“単純接触効果”を活用した
信頼関係作りを狙ったものです。


単純接触効果とは

人は接触回数が多いほど、その相手に
親近感、信頼を生むようになる。


という心理効果です。

単純接触効果のポイント💡
“接触時間”ではなく、“接触回数”が重要。

1日一緒に居た人より
会っている時間は数分だけれど
ちょくちょく会っている人の方が
親近感を持ち、信頼するようになります。


玉子屋の弁当回収は、まさにこの効果を狙ったもの。


弁当に配達に行く時と、回収するときの2回
顧客と会うことができます。


しかも、配達だけではそこまで会話は
ないかもしれませんが

回収の時は、その日の弁当の味とか
次回の要望とか、何かしらの会話が生まれますよね。


玉子屋としては、より親密になれるし
お客さんの要望も聞くことができるし
メリットがたくさんあるわけですね。


こうやって顧客と接触回数を増やし
ながら、同時にニーズもリサーチして
顧客と信頼関係を構築していっているわけです。

こういった例を見ると
やはりビジネスに最も重要なのは
顧客との信頼関係ですね。


ぜひ、顧客との接触回数を増やして
信頼関係を築いてくださいね。


Ps
この単純接触効果は、メールや電話、手紙などの
間接的な接触でも効果がありますよ。
ぜひあなたのビジネスに取り入れてみてください。