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でかい会社にいるといろんな制約があって動きづらい反面、その制約のおかげで割と簡単なレベルでも成果が出せるのがなんとも難しい塩梅だという話

タイトルクソ長おじさんです

でかい会社にいるとやはり制約が多いですよね

何かをやろうとしても、○○の制約で難しい、審査して審査して審査してようやくスタートすることには1年くらい経ってるみたいなことはあるあるネタですよね


これは会社に勤める上では、基本的には良くない側面の方がデカいですが、DX部隊とかに配属されると話は変わってきます


というのも、幸か不幸か規制のおかげ(?)でやれることが沢山残っていることが多いからです

そして、結構簡単な水準のスキルで、大きな成果をあげるということができたりするのです


特に、人数が多い会社であればあるほど、スケール効果がデカいです

例えば、1万人規模の会社があったとして、全員がやっている定型業務をITを用いて効率化をしたとしましょう
仮に1人当たり1日6分の業務時間を削減したとしたら、単純に1日6万分つまり1000時間の削減をしたことになります

時間で測ると分かりにくいですが、コレを金額に換算すると、インパクトが分かるかと思います

例えば、時給を2000円で計算すれば、1日あたり200万円の費用削減となります
200万ですよ!

ちなみに、業務効率化の成果報告は、金額換算するとインパクトが伝わりやすいので積極的に金額換算するというのが慣習になっていたりします

この無意味な定型業務を削減した200万円分の時間で、より付加価値の高い業務をしてもらいましょう!という論調で成果を報告することができるのです

どうでしょうか

1万人集まると、たかが6分でも絶大な効果があることが見込めます


ところで、1万人企業は結構ざらに存在します
それどころか、10万人単位で人を働かせている超大企業だって存在します
10万人単位の企業は単純に削減効果が10倍になります
数千人単位の企業でも最悪10分の1なので20万円の削減は見込めます

見せ方というのは割と大事で、20万円は少ししょぼいなという印象があるなら、1か月単位とかにして、20営業日稼働して月あたり400万円削減しました!と言ったり、年間4800万円削減!と言ったりするのがいいでしょう
言ってることは変わらないのに、見せ方次第でなんかすげぇって感じになったと思います

ちなみに、10万人企業なら1日で2000万円削減!とかになります
えっぐって感じですよね

会社規模がデカければでかいほど効果がデカいのです

そして、会社の経営者もその効果については非常に良く理解しています
そして、昨今のDXブームでみんな我先に業務効率化するぞ!とやっているので、期待感も高いです
昔はやれたらいいよなレベルだったのが、今はやるぞの段階に変わっているので、本気度も違います

色んな制約条件の中で放置されていた課題、業務の非効率を解決しようという時期に入っているからです
しかもそれらの多くは重い腰を上げたら案外すんなり解決したねというような代物が多いのです
業務へのIT適用能力さえあれば、あまり高度なITスキルは求められません
むしろ、こんな教科書的なIT適用事例がまだまだあるんやいうことに驚くこと間違いなしでしょう

DX人材にとっては今はめちゃくちゃいい時期です

少ないコストで大きな成果を上げるにはDX人材は非常に今アツいです

少なくとも現代の難しいキャリア構築の中ではかなりイージーに成果を出せる領域でしょう


まとめると、DX人材の転職の観点としては、
・企業はデカければでかいほどいい
・転職に寛容な風土がある
・見かけではなく本気でDXに取り組んでいる

この辺り押さえれば、なんとなく生きててもあなたすごい仕事したね!って言われるキャリアが築けるんとちゃうんかなと思います

今日はそんな話






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