見出し画像

新幹線⇔特急乗継割引早見マップ③ - 北陸・上越・東北新幹線

はじめに

最近新幹線の特急の乗り継ぎ割引という最高の制度を知ったので使いこなしていきたいと思ったのですが、JRの説明文が文字だけで非常にわかりにくいのと、計画を立てるときに文章を読むのはめんどくさいので、図に起こしてみました
ほぼ自分用のメモみたいなところですが、誰かの役に立つかと思って記事にします

新幹線⇔在来線特急の乗り継ぎ割引とは?

そもそも乗り継ぎ割引というものを知らないという人のために一応補足すると、乗り継ぎ割引とは、特急に乗った後に新幹線に乗り替える、もしくは新幹線に乗った後に特急に乗り換える場合に、特急の方の特急料金が半額になるという制度です
例えば、高山に行きたい東京在住の人が、東京から名古屋まで新幹線で来て、高山に向かう特急ひだに乗るような場合に、特急ひだの特急券が半額になります
乗継割引が適用されるためには新幹線とひだの特急を同時に購入する必要がありますが、別々に購入した時と比べて1000円ほどの差が出てしまいます
知っているだけで駅弁が買える程度のお金が浮く可能性があるのでこれは知っておいた方が良い制度です

乗継ハック

この乗り継ぎ割引が最高の制度である理由としては、新幹線に乗る区間の新幹線特急券が1000円以下の場合、普通に特急に乗るよりも安くなる場合があります

例えば、京都から金沢に向かう時、直接特急サンダーバードを使って金沢に行くよりも、米原経由で新幹線を噛ませて特急しらさぎで向かうほうが安くなります
デメリットとしては、米原で乗り継ぎに失敗すると1時間程度の待ち時間が発生しますがそれくらいです
新幹線に乗せてもらえてしかも特急が普通に乗るより安くなるという大変ありがたいことをJR様はやってくれています

しかしながら、この制度の説明文は文字だけで解説されています
これだと旅程を組む時に変な勘違いをしてしまいそうなので、図示しようと思います

北陸・上越・東北新幹線沿線

それでは図示したものがこちらです

赤色や緑色などのカラフルなものは在来線特急区間で、青色が新幹線区間です
料金は全て通常の特急料金を記載しています
新幹線を乗り継ぐと、特急料金が半額になります
細かいルールはJRの説明文を読み解いてください

北陸・上越・東北新幹線沿いの特急割引適用区間を描きました
主に北日本地方へ移動する際にお得になる特急の接続区間を図示しました
北日本区間はあまりおいしいところがない感じですが、名古屋から新潟に行くときは新幹線を飯山で2分割することで特急しなのとしらゆきを半額にできるルートはいいですね
名古屋から日本海側を通って新函館北斗に向かうルートでも、新幹線全部乗っていくよりは東三条から燕三条まで一部普通電車に乗る必要がありますがそれ以外は通しで特急乗り継ぎを活用して乗りつなげることが分かりますね
こちらのルートは新幹線と比べれば果てしなく遅くなりますが、日本海のいい景色を見ながらいけますね
ただ東北新幹線は指定席しかなかったりして、総じて高価格になる傾向があるのであまりおいしくないですね
駅近くも充実していないので電車で旅行するメリットが少ないのが実際かなと思います

地図は国土地理院の白地図で描画しました

注意点

ややこしい話ですが、金沢⇔和倉温泉や上越妙高⇔新潟の特急乗換は、津幡駅・直江津駅までの間は第三セクターが挟まっているという都合で、第三セクターの区間の特急料金は割引の対象外ということになっています
ただし、基本的には金沢や上越妙高から特急は出ているのと割引対象外区間も極小のため、特に理由がなければ第三セクター区間も特急に乗ればいいと思います
なのであまり津幡駅とか直江津駅はあまり気にしなくてもいいと思います

コスパの良い区間

個人的にコスパが良いと思う区間を挙げます
この区間は乗り継ぎ割引を積極的に利用するのが幸せだと思います

名古屋~新潟区間

①特急:名古屋~長野 ⇔ 新幹線:長野~飯山
②新幹線:飯山~上越妙高 ⇔ 特急:上越妙高・直江津~新潟

名古屋~新函館北斗 or 東京区間

①特急:名古屋~長野 ⇔ 新幹線:長野~飯山
②新幹線:飯山~上越妙高 ⇔ 特急:上越妙高・直江津~東三条⇒燕三条
③新幹線:燕三条~新潟 ⇔ 特急:新潟~秋田
④特急:秋田~新青森 ⇔ 新幹線:新青森~新函館北斗 or 東京

東京に行く場合は一筆書きにすると楽しそうですね

終わりに

こちらで全て図示が終わりました
皆様の旅行計画にお役立てください


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?