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新幹線⇔特急乗継割引早見マップ① - 東海道新幹線

はじめに

最近新幹線の特急の乗り継ぎ割引という最高の制度を知ったので使いこなしていきたいと思ったのですが、JRの説明文が文字だけで非常にわかりにくいのと、計画を立てるときに文章を読むのはめんどくさいので、図に起こしてみました
ほぼ自分用のメモみたいなところですが、誰かの役に立つかと思って記事にします

新幹線⇔在来線特急の乗り継ぎ割引とは?

そもそも乗り継ぎ割引というものを知らないという人のために一応補足すると、乗り継ぎ割引とは、特急に乗った後に新幹線に乗り替える、もしくは新幹線に乗った後に特急に乗り換える場合に、特急の方の特急料金が半額になるという制度です
例えば、高山に行きたい東京在住の人が、東京から名古屋まで新幹線で来て、高山に向かう特急ひだに乗るような場合に、特急ひだの特急券が半額になります
乗継割引が適用されるためには新幹線とひだの特急を同時に購入する必要がありますが、別々に購入した時と比べて1000円ほどの差が出てしまいます
知っているだけで駅弁が買える程度のお金が浮く可能性があるのでこれは知っておいた方が良い制度です

乗継ハック

この乗り継ぎ割引が最高の制度である理由としては、新幹線に乗る区間の新幹線特急券が1000円以下の場合、普通に特急に乗るよりも安くなる場合があります

例えば、京都から金沢に向かう時、直接特急サンダーバードを使って金沢に行くよりも、米原経由で新幹線を噛ませて特急しらさぎで向かうほうが安くなります
デメリットとしては、米原で乗り継ぎに失敗すると1時間程度の待ち時間が発生しますがそれくらいです
新幹線に乗せてもらえてしかも特急が普通に乗るより安くなるという大変ありがたいことをJR様はやってくれています

しかしながら、この制度の説明文は文字だけで解説されています
これだと旅程を組む時に変な勘違いをしてしまいそうなので、図示しようと思います

東海道新幹線沿線

それでは図示したものがこちらです

赤色や緑色などのカラフルなものは在来線特急区間で、青色が新幹線区間です
料金は全て通常の特急料金を記載しています
新幹線を乗り継ぐと、特急料金が半額になります
細かいルールはJRの説明文を読み解いてください

東海道新幹線沿いの特急割引適用区間を描きました
主に中部地方へ移動する際にお得になる特急の接続区間を図示しました
名古屋起点の特急が強いですね

国土地理院の白地図から作成

地図は国土地理院の白地図で描画しました
国土地理院の描画サービスが思った以上に使いやすくなっていました


小ネタ

ちなみに一筆書き切符などの長距離片道切符などを作ろうとしているときに、名古屋から琵琶湖を一筆書きしてサンダーバードに乗って金沢に出ようなどを考えている場合は山科ではサンダーバードでは止まらないので一度京都駅に出ないといけないですが、その場合も、特例があって分岐駅通貨列車の特例として扱ってもらえます(片道切符が継続できる)※京都駅で途中下車は出来ない


間違い箇所の訂正

ちなみに作った後に気づきましたが、踊り子号は乗り継ぎ割引の対象外らしいので、熱海伊東間は乗り継ぎ割引はないようです
まあ下田までJRだったら名残惜しい区間でしたが、伊東までしかJR区間がなにので、この区間はそもそもあまり特急割引がおいしい区間でもないので良いでしょう

米原~名古屋の新幹線料金も間違えてました
岐阜羽島で870円ずつです

特急南紀も途中伊勢鉄道はさむようです。ややこしいのが多いですねぇ

3セクが間に挟まると特急料金の乗り継ぎ割引はその区間だけ適用されないという罠があります
また通しの切符が作れない可能性もあり、3セクが間に挟まっていたらそこで乗車券が分割されてしまう可能性があります
分割されなければJRの乗車券と同じ取り扱いができますが、この分割されるかどうかは各社の協定次第らしく果てしなくややこしいです


コスパの良い区間

個人的にコスパが良いと思う区間を挙げます
この区間は乗り継ぎ割引を積極的に利用するのが幸せだと思います

東海道エリア

新幹線:浜松~静岡 ⇔ 特急:静岡~甲府
新幹線:豊橋~名古屋 ⇔ 特急:名古屋~長野
新幹線:豊橋~名古屋 ⇔ 特急:名古屋~金沢
新幹線:京都~米原 ⇔ 特急:米原~金沢

※金沢・長野は北陸新幹線を乗り継ぐ割引もあるので一向の余地あり



図を書くのが想像以上につかれたので、一度分割します


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