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プロデューサーとタレントの関係性

昨年ではありますが、川原卓巳さんという世界一のプロデューサーの学校を受講しました。

奥さんである近藤麻理恵さんをプロデュースし、出版した書籍を42ヶ国1400万部越えの本マネジメントした日本人です。配信したNetflixのドラマが世界一の賞「エミー賞」を受賞した実績を持っている世界一のプロデューサーです。

そんな川原卓巳さんが出版した「川原卓巳プロデュースの学校」を読んで得られた学びをアウトプットしてみようと思います。

今回取り上げているのはプロデューサーとタレントの関係性について。書籍を読み、自分自身で抽象化してみたので掲載していこうと思います。

スポーツで抽象化

抽象化として取り上げるのはスポーツです。スポーツおいては、コーチと選手の関係がプロデューサーとタレントの関係に似ているかなと思っています。

コーチは、選手が何のために競技をしているのか、どのような目標を持っているのか、どのようにそのスポーツを通じて何を達成したいのかを理解する必要があります。

そのために、コーチは選手の目標を実現するためのパートナー、つまり「夢の共犯者」となります。

しかし、コーチがすべてを決定し選手がそれに従うだけの関係ではなく、お互いに考えて意見を出し合い、50:50の対等な関係を保つことが大切だなと感じています。

何よりも、コーチは選手の意思を最も大切に考えます。大切にすべき理由は以下の3つ。

①選手自身の強い意思
選手自身が「心からやりたい」と思っていることを最終的に決めるのが重要で、それがなければ成果は出ません。成果が出ることで選手それぞれのモチベーションにも繋がります。

②信頼関係を崩さないため
コーチ主導になり過ぎると選手との信頼関係が崩れてしまいます。何事も選手の意思を尊重した上で進めていくことが大切です。片一方の意見が強くなりすぎないように、選手とのバランスを保つのもコーチの役割です。

③当事者意識を持ち続けてもらう
選手には自分が試合や練習で何をするべきか、自分の意志で決めてもらい、当事者意識を持ち続けてもらうことが大切です。これを徹底することで、コーチと選手は共に目標に向かって進んでいけます。

抽象化まとめ

ここまで、スポーツという観点からプロデューサーとタレントの関係性を取り上げてみました。

高校や大学の部活動でもそうですし、プロスポーツの世界なども同じようなことが言えるなと感じました。

何よりも選手(タレント)本人がどのような目標があり、どのような夢を叶えたいかを理解することがコーチ(プロデューサー)にとって大切になってくることを改めて感じました。

今回はスポーツとして取り上げましたが、友人関係や夫婦関係、ビジネスなど幅広い分野において関係性を保つことは重要になりそうですね。

今年の合言葉は「Keep Moving」
1mmでも動き続けます!

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