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石老山ハイキング(その1)

 10/28(木)に、「明日、山に行こう」と思い立ち、私が山歩きトレーニングでよく利用している、陣馬山~高尾山コースの近くの山に行くことにした。

 JR相模湖駅の南側にある石老山という山で、相模湖駅から出ているバスに乗ると、7,8分で石老山入口というバス停に着く。そこで降りて信号を渡って道路の反対側に行くと、大きな案内看板が見えた。(上の写真)

 今日のコースは、看板にある②→③→④→⑤→⑥→⑧で、状況により⑦から⑨も考える。最も一般的なコースで約3時間20分の行程だ。ガイドブックでは初級コースで、看板にも表示があるように登山と言うよりハイキング。

 楽な行程なので自宅をゆっくり出て、相模湖駅に着いたのは10:47だった。初めて登る山だったが標高702mの里山で、難しい事は何も無いだろうから気楽に行こうと考えていた。しかし、ちょっと出かけるのが遅かった。

 案内看板の少し先にあるトイレで用を足し、靴紐を結び直して柔軟体操をして歩き始めたのは11:25だった。もう昼前だ。まあ、日が暮れるまでには余裕で下山できるだろう。

 歩き始めると道路の至る所に、石老山に向かう方向の案内表示があった。これだけ沢山の表示があれば迷う人は居ないだろうと思った。ガイドブックに病院の前を通って山道に入ると書いてあったが、病院の前の道の左側に「石老山表参道入口」の目立つ案内表示があった。ここで右折する。

「←登山者」の表示(左) 病院脇道路の案内表示。表示の後ろの道は登り口ではない。

 右折した所に駐車場があり案内看板があった(写真左)。石老山という名前は「石老山顕鏡寺」という歴史のある寺の名前から由来しているそうで、この矢印はその顕鏡寺に参拝する人や登山者用の駐車場の案内かもしれない。しかし、矢印の先に道も駐車場も見当たらない。

 ただ広い地面だけの駐車場で、その駐車場の中にも石老山に行く方向の表示があったので、駐車場を突っ切って進むと細い山道になった。あまり人が歩いていないようだが、山道に見えたので進んでいったがすぐに進めなくなった。

 先ほどの「石老山表参道入口」の案内表示の前まで戻り、その手前や先の道に登り口があるのか捜したが分からない。うろうろしているうちに、同じように登り口を探している登山者3人と出会った。

 迷っているうちに、先ほどの駐車場に車を停めていた登山者のグループが下山して来た。この駐車場に車を停めてもいいのか疑問になったが、道を尋ねた。それでやっと、登り口は病院と駐車場との間の道を下って行った先にあると分かった。ロスタイムは30分。ここで迷うと思わなかった。

 登る前にこの調子では先が思いやられるが、気を取り直してジメジメした登山道を登り始めた。15分ほど登ると寺の前の道に出た。目の前に大きな杉の木があって、杉の木の右手が寺だ。杉の木の脇に説明書きがある。

 時間があればお参りしようと思ったけれど、出発が遅かったうえに登り口を探して時間を無駄にしたのでそのまま登る事にした。杉の木の説明書きの前に登山道の矢印があった。

 今日のコースには、見晴らしの良い箇所が何か所かあるとガイドブックに書いていた。その最初の桜山展望台に行こうとしたら・・・

桜山展望台に行く道は通行止めでした。

 通行止めになっていた。がけ崩れとは知らなかった。台風か地震で通行止めになったのだろう。仕方がない。山ではよくあることだ。あきらめて先に進む。

 山道の脇に様々な名前が付いた奇岩がある。観光が目的ではないので一箇所だけ写真に撮った。

 ここまで12:20で来れた。まだ20分程度しか歩いていない。しかし、今日の投稿はここまで。あまりダラダラ書くほどの記事でもないのだけれど、写真を加工したりして時間が掛かってしまった。

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