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モノづくりからマチづくり〜ラミネート瓦〜

定期的に景色を変えるラミネート瓦 こちらの場所にはもともと柵が設置されていましたが、柵の劣化による取り替えの提案を行いました。 単管・ラミネート・ホースで作られた柵兼庇です。 このラミネートは、柏原市で毎月行っている「をかしわらマルシェ」の時にワークショップを開催し、参加していただいた方たちに協力して作っていただいたものを実際に使って制作されています。 ラミネートには、建築現場で使われる壁紙をカットしたものを挟んでいます。 人によって組み合わせ方が様々で、各々個性が出て

    • モノづくりからマチづくり〜コンタナ〜

      移動・組み換え可能な無人販売棚 元々ここには木で作られた無人販売棚が設置されていました。 それが劣化で朽ちて来ていた為、第二号機として作成した棚が「コンタナ」です。 季節によって、柑橘系の果物や野菜を並べて販売しております。 農業用の収穫用コンテナをラッシングベルトで土台部分に固定した棚です。 見たことある材料を組み合わせてつくることで、通行人の興味を惹きつけることができるのではないかと考えます。 数年後にはここに「レモン3」で獲れたレモンも並ぶ日が来ます。 販売するも

      • 型枠3

        型枠をライトに転用

        • モノづくりからマチづくり〜パタンカンバン〜

          1モノ2役カンバン この駐輪場は、駐車場との境界がわかりづらく、どの範囲が停めていいところかわかりにくくなっていました。 この場所の利用者にとって使いやすい駐輪場にするために、明示する看板とラインを引く必要があります。 そこで提案したのが、型枠を作成しスプレーで、マークとラインを地面に描き、その型枠はそのまま看板にするというものです。 看板とスプレー用の型枠の2役を1つのもので補える看板です。 自転車を止める範囲がわかりやすく明示することができ、スプレーさえあればメンテ

        モノづくりからマチづくり〜ラミネート瓦〜

          モノづくりからマチづくり〜単管ベンチ〜

          駐車場裏のデッドスペースを憩いの場に。 この場所は民家と駐車場の間にある路地です。 殺風景な路地を、憩いの場×アートな道にすること目指して作成。 知っていても身に馴染みの少ない単管をメインの材として採用し、通行人の目を惹くベンチを作成。 街を歩く方の憩いの場として使って欲しい。 友達と座って喋るもよし、タバコ休憩に使うもよし(ごみは捨てないで)。 誰かこのベンチを使ってくれると嬉しいです。 背景を白く塗っているのも意味があります。 いつかここにアート作品を飾りたいと思い

          モノづくりからマチづくり〜単管ベンチ〜

          モノづくりからマチづくり〜カワラ半ベイ〜

          歩きたくなる裏路地 雨の日にぬかるむ裏路地を、水捌けよく歩きたくなる路地に変える計画。 施工前は雨の日には、路地が水没するほど水捌けが悪い道でした。 水捌けを改善しようと、当初は全面アスファルト舗装を計画していた。 KOSAKUSITUの提案で、ゴムマット(1m×0.5m=1㎡の半分)を不規則に並べた道の上に、家の屋根に使われる瓦を砕いたリサイクル製品を敷き並べた道に改修した。 瓦チップをを敷いた1㎡の半分の面積の道なので「カワラ半ベイ」と名付けられました。 人の名前みた

          モノづくりからマチづくり〜カワラ半ベイ〜

          モノづくりからマチづくり〜レモン3〜

          空き地活用の新たな選択肢? 「魅せるレモンプラント」 この場所は接道が無く、現状建築が不可能な空き地でした。 何年も除草剤で雑草を処分することしかできなかった空き地を、デザインを取り入れたレモン畑として活用。 ただレモンを植えるだけで終わらず、デザインを加えることで、見た人にいい意味での違和感を与えることを狙っています。 「なんだこれは」という違和感は、人の興味を惹きつけます。 数年後ここで育ったレモンが、この街の人に届き、「レモン3」で獲れたレモンかと言われる日を楽し

          モノづくりからマチづくり〜レモン3〜