最近流行りの中古マンション「リノベーション」とは?

テレビや雑誌などでよく目にするようになった「リノベーション」。
「古くなった住まいに手を加えること」というイメージはあるものの、
その意味を知っている人は、意外と少ないようです。
リフォームの「オシャレ版」または「大規模版」と思っている人もいれば、
「簡易版」という人もいて、
中には「リフォームを今風に表現した言葉」という人も……?
 
リノベーションとリフォームの違い
・リフォーム…購入時や新築の状態に戻すための修繕や不具合箇所への部分的な対処。
・リノベーション…機能・価値の再生のための改修や、住まいの価値を元の状態以上に高めること。
 
つまり、リノベーションとは、壁紙や床の張り替えのように「元に戻すこと」ではなく、
間取りや内装、配管や設備機器などを含めて、理想の住まいに「作り替えること」を指します。
 
最近は「新築マンションは無理でも中古マンションなら購入できそう」という方や、
「中古マンションを買って好きなようにリノベーションしたい」という方が増えています。
確かに築年数の経ったマンションは価格がお手頃です。
アクセスの良いエリアや駅から近い場所は、すでに住宅や商業施設で埋まっており、
新築を建てられる余地はほとんどないため、立地面でのメリットは大きいといえそうです。
しかしながら、建物の耐震性や物件の管理状態など、気になる点もありますよね。
というわけで、「中古マンション×リノベーション」のメリットとデメリットをまとめてみました!
ぜひご確認ください。
 
中古マンションをリノベーションする際のメリットとデメリット
中古マンションのリノベーション時、メリットが大きく取り上げられることはありますが、
デメリットについてはあまり取り上げられないと思います。
しかし、中古マンションを実際にリノベーションした後でデメリットを知ってしまうと、
「やっぱりやめておけばよかった」という後悔に繋がってしまいかねません。
リノベーションを行う前に、きちんとそのメリットとデメリットを把握しておくことが大切です。
 
中古マンションリノベーションのメリット
・自由に設計できる。
・立地や基本的な構造からマンションを選ぶため、物件選びの選択肢が豊富。
・新築マンションを購入するよりもコストをおさえることができる。
・マンションの価格は築20~25年程度で底値を迎えるため、資産価値が安定している。
 
中古マンションリノベーションのデメリット
・築年数が長いために耐久性・耐震性に不安がある。
・リノベーションの施工の期間が発生するため、住むまでに時間が必要。
・新築購入時よりもローンの条件が高く、金利も高くなる傾向にある。
・住民みんなが共同で使用する共用部分はリノベーションできない。
 
今回はマンションリノベーションとリフォームの違いや、
リノベーションのメリットとデメリットをご紹介してきました。
 
「自分がおうちでどんな風に暮らしたいか」を考えた上で、
リノベーションをするかどうか、リノベーションされた中古マンションを購入するかなど、
じっくり検討してみてください!

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