1兆円の売上を目指す理由 2024.09.1週目週報

ベアーズナビでは売上1兆円を目標として掲げています。企業として大きな売上を追求する会社でありたいということについての意味は、過去の週報でもHPの代表メッセージでも記載しているのですが、具体的になぜ1兆円という数字となっているかについては触れていなかったと思います。1兆円に至った経緯を書きたいと思います。

ベアーズナビを始めた頃、僕は特別大きな会社を作りたいとは思っていませんでした。お金持ちになりたいともそれほど思っていないです。自分の可能性に挑戦してみたいという気持ちはありましたが、可能性に挑んだ結果は会社の大きさや金銭的なものだけで表されるものではないと思っていて、どちらかと言えば自分にとって居心地のいい会社を作りたい、大切な仲間の精神的な満足度を高めたいという志向が強かったです。

一緒に働く仲間がベアーズナビで働いて良かったと思えるような会社するにはどうすれば良いかを考えたとき、ベアーズナビがどんどん成長していく期待感を社員のみんなに感じてもらう必要があると考えました。そしてワクワクする期待感を感じれるためにはスケールの小さい目標ではなく、とびっきり大きな旗印が必要だと思いました。1兆円という数字に根拠はないのですが、ワクワク感を感じるためには、会社経営では耳慣れた「億」という単位よりも「兆」の方がいいだろうと思って、1兆円を目標として設定しました。

期待感を持つという理由以外でも、そもそも企業として大きな売上を目指すことそれ自体に価値があるとも思っています（2024年6月4週目週報より）。また、会社でも個人であっても、目標は大きければ大きいほど目指し甲斐があって良いとも思っています。

しかし、1兆円の売上を目指す上でのそういった理由の全ては、それが一緒に働く仲間によって良いものであるはずだ、との考えからきたものです。1兆円という目標を達成するための手段として社員に尽くしてもらう、というロジックの順番だとは思っていません。だから、たとえばもし皆さんの中で具体的に、将来こういうキャリアを築いていきたい、自分のためや家族のために、これくらいの収入を得れるようになりたい、という目標があって、会社としてそれを叶える手助けができるのであれば、本望です。

これを踏まえては、皆さんが叶えたい夢・達成していきたい目標をぜひ教えてほしいと思っています。もしはっきりしなければ、そのために改めて考えてみてください。特になければ1兆円を一緒に目指すのもいいですね。真剣に目指すと楽しいと思いますよ！

話を戻して、夢や目標については、すぐでなくても、時間をかけてタイミングが来た時に、ぜひ表現してほしいと思います。表現してもらう方法は週報でもいいですし、直属のリーダーにミーティングの際などに伝えてもらってもいいと思います。もしかしたらこちらから何かそのためのフォーマットを指定するかもしれません。逆にリーダーの方は各メンバーとのコミュニケーションにおいて、業務に関する話を中心にしながらも、各人が仕事を通じて達成していきたい目標、備えていきたいスキル、人生における目標を確認し、その達成のためにはどんなサポートができるか考えてほしいと思います。皆さん個人の目標を相互に理解し合えば、1兆円という目標が私たち全員にとって意味あるものとなっていくんだと思います。

目標や夢を決めるにあたっては、具体的に構想した方がいいと思います。自分の人生をどんな風に生きていきたいかをしっかり考える時間を持つことはとても大切なことだと思いますね。スケールの大小に優劣はないと思うのですが、でも人生は一回しかないので、諦めた遠慮しがちな目標ではなくて、夢と言われるくらいに遠いものの方が、目指し甲斐があるんだと思います。

そしてそれを実現したときのイメージは鮮明であればあるほど、現実化までのスピードが早まっていきます。更にそれを口に出して公言して発信することで、それを叶えるための縁や運が近づいてきます。だから考えましょう。そして発信しましょう！

会社として1兆円の目標を掲げてそれに進んでいけば、多分大枠の方向性として皆さんの希望を叶えられる器となっていけるんだと思います。ただ繰り返しですが、1兆円という目標は私たちそれぞれの夢を叶えるため、ワクワク感を満たすための手段です。ベアーズナビに関わってくれた仲間が、幸せな人生を送っていけるといいなと思います。