見出し画像

意見を出すにあたっての心掛けてほしいこと 2024.07.2週分週報

ベアーズナビに限らず、組織で働いていると、その会社で取り決められていることや上司の指示について、今一つ納得出来なかったり疑問に感じるということがあると思います。一つ一つのことについて丁寧な説明がなされて、全員が納得できる形で組織が運用されていくことが理想だとは思いますが、現実的に全員が納得できる結論を導き出すことは難しい場合がありますし、意見を出す立場の人からは見えていない事情があり、実際自分がその立場となってみてわかることは多々あると思います。また、たとえば、「ベアーズナビにはこういう制度がなくて、もっとこういう福利厚生があるべきだ」みたいな意見・不満を持つ場合があったとき、理屈だけでみればそれが正しいということはあるかもしれません。しかし、そもそも組織や個人に完璧な人はいないのであって、その人の悪いところをあげつらって指摘しても仕方がなくて、評価や判断は、その組織や個人のいいところ・悪いところを総合的に見てなされるべきです。

だから、ある程度ベアーズナビという組織や、私を含め上司にあたる人に欠点があることは認めてほしいと思いますし、そしてそれは上の立場の人にだけ当てはまる問題ではなく、きっとお互いの立場で多少の我慢は存在しているはずです。だから、何でもかんでも目についたところを指摘されることは、心地良いことではありません。ただ、意見してもらえるとありがたい、積極的に勇気をもって意見してほしいという場面はたしかにあります。またすぐにはそれが解決できなくても、そのとき意見を出してもらえたから、後々になってその意見が参考になって解決に繋がるということもあります。

しかし、具体的にどのような場合には意見を出すべきで、どのような場合は言うべきでないかを線引きすることは非常に難しく、かつ時と場合によりそれは異なってくるような気がします。

このように、そのタイミングでその意見を言っていいのかわからないと迷ったときにこそ、積極的に週報でそのことを書くようにしてほしいんですね。週報で書かれた内容は、LINEや電話のような緊急性のあるコミュニケーションの取り方でないため、発信する側・受け止める側の双方にとってもラフなものだと思います。週報で積極的に意見を出すことで生じる問題は何もないと思いますし、逆に週報のようなラフに意見を出せる場がありながら、モヤモヤと不満を募らせていることは、それを表明さえしていないという点で、その解決に向けては、まずその人によって改善の努力がされるべきであると思います。

疑問点を見出せる、意見したいと感じることがあることは、基本的には会社にとって大変ありがたく素晴らしいことです。

せっかく素晴らしい意見をもったからには、その表現の仕方によって互いがストレスを感じることがなく、それがポジティブに活用されていくよう、みんなで努力してコミュニケーションを取っていくようにしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?