DX人材とDX開発
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DX人材とDX開発

DX実現には2種類のメンバーが必須

DXは、「デジタルトランスフォーメーション」と「ディベロッパーエクスペリエンス」の両輪で回していかないといけないもの。システムや新しい技術だけでなく、デジタル人材の働き方やコーポレートガバナンスも含めて一体となったものです。

DX人材

短期間でビジネスを作り上げられる情熱がある人が、DX人材だと考えます。

DX開発

徹夜してでも、他人より早く、新しいシステムをくみ上げられる体力と根性がある人が、DX開発者になれます。

体力といっても本当の体力ではありません。世の中をぐるっと見渡し、分析し、自分の知識にしてから、ビジネスを作り上げる、そのような長いプロセスに耐えられる体力が必要だと考えます。時に持久力が必要です。他社に先を越されることもよくあります。それでも、追いつけ、追い越せ、回れ道しながら、時に逆走もし、飛び越え、ワープする、継続していける体力が必要だと思います。DXは作って終わりではありません。作ってからが、改善の連続、進化の連続、発展の連続なのです。新しいビジネスはすぐ真似をされます。真似されてもいいんです。その先、先頭を走り続ければいいんです。

どうすればDX人材になれるか

自分の殻を破ってください。たとえば、Javaでの開発しか知らない人は、ネットワークを勉強してみてください。アプリケーションしか知らない人は、インフラを勉強してみてください。会計しか知らない人は、販売管理を見てみてください。ECサイトしか知らない人は、配送業者と仲良くなってください。マンションを買いたい人は、設計図を描く人と会話してみてください。いつも水を飲む人は、ダムを見に行ってください。とにかく、外を見てみましょう。井の中の蛙ということわざがあります。まさに、そこがDX人材になるためのキーポイントです。

私の経験

私は、過去いくつものコールセンターを立ち上げてきました。一番最初は、サーバもよくわからず、プロジェクトを進めていました。ある日、データセンターで、工事業者の方がもくもくと作業をしているところを見るときがありました。しかし、その人が今何をやっているのか、想像もつきませんでした。工事は業者や職人にまかせておけばよい、そのように習ってきたので、会話など必要ないと思っていました。しかし、その方が配線したサーバラックの裏側を見て驚きました。その配線の見事な形を。どうすればこのような綺麗な配線ができるのか、不思議に思いました。そこで、次の現場では工事業者の方の配線作業をじっと見ることにしました。配線作業を見ていると、職人さんに声をかけたくなりました。どうすればそのような綺麗な配線ができるのか、と。教えてもらったことは、ただ一つ。職人はみな、先輩を見てきている、そして、優秀な先輩にあこがれ、真似をし、自分もこうでなければと自覚し、そして成長してきているようです。SEが、工事に興味をもった最初のころの出来事でした。SEは、自分のプログラムが動けばいい、と考えるだけではダメだ、関与してくれているすべての人を幸せにしなければ、という強い信念が、沸いてきたのです。

DXは、すべての人を幸せにできるか、それはわかりません。でも、少なくとも、DXプロジェクトに関与している人は、皆、幸せであるべきです。皆を幸せにできる人材が、DX人材だと私は思います。

まとめ

DX人材は、自ら様々な経験を持った人であるべきです。そして、新しい経験を積み上げてこそ、DX人材です。同じことの繰り返しの中に、例えば私がコールセンターの立ち上げばかりで同じ仕事をしている中で工事の職人に出会ったように、新しい人、モノとの出会いを楽しんでいる人が、DXを進めるキーマンとなるでしょう。






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AI、コールセンター、CTI、CRM、DWH、ERP、オフショア開発を15年経験したITエンジニア。大小様々なコミュニケーションシステムをリリース。最近は、アジャイル開発、AIに関連する仕事の割合増加中、2021年からはローコード開発にもチャレンジ。AIと共存するノウハウを。