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無痛分娩メリット・デメリット#01

普通分娩も経験した私が比較してみました。
【こんな人に読んでもらいたい】

・まだ妊活中だけど出産のことを知りたい
・これから出産を控えている
・出産方法で夫や親との意見が合わない
・無痛分娩に興味はあるけど怖いなと思う
・無痛分娩に臨む妻(娘)のことが心配


私の出産歴

2006年 20歳で普通分娩にて長男出産。
→予定日当日診察で徴候なし。誘導入院5日目でやっと本陣痛に繋がり9時間ほどで出産。

2019年 33歳で無痛分娩にて次男出産。
→予定日当日診察で前駆陣痛あり子宮口3㎝。そのまま入院し3時間後に吸引分娩で出産。
→この頃は産院で保育士として働いていたので、職場出産です。

※無痛分娩と表記していますが、正式には硬膜外麻酔分娩のことです。

はじめての出産から10年以上あいてるし、身体は初産婦に戻るよ〜と言われてましたが、やっぱり2人目は進みが速かったですね。ありがたいことに2人とも問題なく健康体で生まれてくれました。

普通分娩も経験した私が比較してみました

無痛最高です。全産婦にデフォルトで麻酔を使うべき!と思ってしまうくらいには最高です。あくまで個人的な感想ですので、ひとつの意見として捉えてください。

ただし残念ながら、料金が高額なこと、ニュースの影響で事故のイメージが先行している面もあること、痛みを伴うからこそ意味がある!という先人達のご意見が根絶えていないこと、麻酔分娩に慣れた医師の少なさ、医師の腕やタイミングによっては麻酔が効かないこともある、などデメリットも多いのが現状なのかなと思います。

どの出産も命がけだから

麻酔分娩の件数を数多く取り扱っている実績のある産院もありますし、メリットもたくさんあります。そして事故は普通分娩でも同等に起こりえる。

200件に1件の確率で、普通分娩だろうが麻酔分娩だろうが命に関わる事例になるのが出産です。詳細は書けませんが、産院で5年ほど勤めていた中でも1件は辛い出来事がありました。

母子共に命をかけた「出産」だからこそ、どんな風に産みたいか、我が子の誕生日をどんな風に迎えてあげたいかを今一度考えてみるキッカケにしてみてください。

長男の出産があったからこそ決めた麻酔

私は長男出産の思い出の苦さから、もし次産むときは絶対に無痛にすると心に決めていました。それはもう固く心に誓うというレベルを超えて、子どもは欲しいんだけど、あの苦しみをもう一度味わうくらいなら死を選ぶと本気で思っていました。

死んだ方がマシと感じたほどの初産がどんなものだったかは次号で。

つづく

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