ツチヤ菌に感染したので自主隔離します。
最近、ツチヤ菌に感染した。
昨今の情勢もあり、毎日手洗いうがい、マスクを着用し、黙食も徹底していたのにも関わらずだ。
特別した事と言えば、在宅して、土屋賢二さんが書いた本を読んだだけだ。
※ツチヤ菌感染者とは、哲学の教授である土屋賢二先生の著書を読むことで、その思考法に侵された者を言う。主な症状は、自分にとって都合の悪いことを、自分の都合よく曲解し、論破しようとして幾度となく失敗しつつ、それでも図々しく生きるようになる(本人は謙虚だと言い張る)。
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事の発端は、他人のお薦めと、脳の休息用に軽く読める本を探していたタイミングが合ってしまった事にある。
まず、他人のお薦めというものは信用してはいけない。本人にどんな趣味思考があるかなんて、周囲からは計り知れないからだ。
日本語が読めるならば、土屋賢二先生の本を(能力的には)読むことができるが、ツチヤ菌に感染するリスクが高い為、他人にお薦めはしない。(私は今後も読むだろうが)
さて問題は、感染の度合である。
軽度なら、程よく力が抜けて、面白おかしくこの世を生きていくのに十分だろうが、
重度なら、社会不適合者になるかもしれない。
どちらにしても、杓子定規な人間からは嫌われるだろう。
また、先生の奥さんの行動に、先生は理解できない様相を呈しているが、またその逆も然りであることを読者は知るだろう。
こんなにも人の思考は自由な物なのだなと感心して(半ば呆れて)いる
私は杓子定規すぎたのだ。それが自分を苦しめていたのだ。そうに違いない!(おそらくこれは誤った判断だった)
とかなんとか考え事をしているうちに、出発予定時刻を過ぎている。今日も遅刻だ。
さて、今日はどんな言い訳を考えようか。(ただし私は嘘が嫌いだ)
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