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不安じゃないと不安になる

ハッピーなことがあっても
気持ちが落ち着いていたとしても
必ず「不安探し」を始めてしまう。

わたしの生活、人生には「不安」がないと実は落ち着かないのかもしれない。

かと言って「幸せ」の中にいるときも次に起こる不安で怖くなる。
幸せの中から悪い妄想をして不安を生み出す。

不安=妄想なのもわかっているが 
わたしは「不安」という抱き枕をいつも抱えていないと気が済まないのだろう。
「不安」の材料を抱えていたほうが、本物の不安に出くわした時にショックを少しでも和らげるために常々リハーサルをしてしまう。

私には「不安」という材料が似合っている。

幸せになることを何処かでセーブして
不安と共に生きる。
「私如きが幸せになっちゃだめだ」ともう1人の自分が囁く。
いつも不安を纏って保守的なことをして生きている。

不安がないと不安になっちゃう。
今日も目に見えない不安を生み出しては悶々と生きている。
今更、不安がない生活が、不安で怖くて仕方ないんだと思う。