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<12/14~12/18 来週の日経平均の動き>

<12/14~12/18 来週の日経平均の動き>

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●年末は正念場

コロナの感染者が東京で600人近くまで連日増えており、全国でも感染者数は最高値を更新しています。

11月以降から徐々に増え始めてきてここまで増加していますが、その原因として、Go to トラベルがあげられていますが、たしかにこれによって多く拡散した可能性は考えられます。

ただ、それだけではなく11月に海外からの入国者が増えてきているというのも大きな要因の一つだと思います。

ここまでは人的な要因で広がったことになりますが、そのもっと根底を考えると気候とウイルスの関係が深くかかわっています。

おそらく、多くの人がすでに知っていることとは思いますが、気温、湿度とウイルス増減の相関性はとても高く、連動しています。

秋以降気温が下がり低湿度になってくると感染が増えてくるというのは、予測できたことでした。

第二波の感染拡大が最初に起きたのが北海道だったのもこの影響でしょう。

そのため、Go to トラベルを停止したとしても、これから気温がさらに下がってくるとさらに増加することは十分に考えられるので、11月の3連休から勝負の3週間(12/18まで)として自粛を呼び掛けていましたが、これから年末年始にかけてが本当の正念場を向かえるように思います。

そんな正念場が、コロナだけではなく日経平均にもありそうです。

昨日12/11が今年最後のSQでしたが、26713円となりました。

それほど大きな波乱もなく通過しましたが、海外勢もこれで大きな仕事を終えてクリスマス休暇モードに入ってくるのかもしれません。

通常は12月相場は大型株が一服となり、IPOなどの新興市場が盛り上がる傾向にありますが、2018年のようにクリスマスに急落となったケースもあるので、今月の相場もまだどうなるかわかりません。

どちらのパターンになるか、チャートを見ているととても微妙なところにきており、難しいところですが、後者の可能性も十分ありえるため、こちらを警戒しておかなければいけません。

まず、重要なのは12月SQを終えてこれからとってくる海外勢の手口です。

来週以降この手口で何かしらの傾向が出てきたときは要注意しなければいけません。

そして、チャートからは、ちょうど高値圏でもみ合いからややトレンドが下向きに変わり始めており、11月から続いてきた短期上昇トレンドの最終地点に達している可能性があります。

ただ、現時点でなので、週明けの海外勢の手口と、短期トレンドに変化が出た場合、また上昇トレンドが継続することもあるので、今の段階では、判断が難しいところです。

NYダウも同じようなところに差し掛かっており、来週がSQなのと12/16にFOMCがあるため、来週の動きが世界のマーケットでとても重要になってきます。

とくにFOMCでのパウエル議長の発言で、緩和継続か、ワクチン開発から何かしらの将来的な出口が見える発言をするのか、のコメントによって大きく動きそうです。

株式市場にとっては来週が勝負の一週間になります。


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