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~相場の流れを読み解く!日経チャート解析~  2020年 10/25号

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~相場の流れを読み解く!日経チャート解析~

  
☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆―2020年 10/25号


日経平均のオプション取引動向を分析しています。

オプション取引で国内、海外の大口の動きから今後の方向性を読んでいきます。

メルマガの日経平均チャート解析と合わせて今後の動きを見る上で参考にしてください。

●日経先物オプション動向

https://note.com/korosuke563/n/n9e8fb94a842e


NYダウのチャート解析と今後の展望について毎週掲載していきます。

日経平均の動きと合わせて参考にしてください。

●NYダウ チャート解析

https://note.com/korosuke563/n/nd1a42d969d64


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はじめまして、発行人のkorosukeです。
日々システムトレードのストラテジー開発を行っています。
メルマガでは一定の売買ルールに従ってトレードを行うことの重要性をお伝えしていきたいと思います。
日経平均のチャートの動きを誰よりも正確にわかりやすく分析していきます。

今回のメニューはコチラです。

■はじめに
■日経平均:今週の相場と来週の相場展望
■今週のシステムトレード売買結果
■編集後記

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■はじめに
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日経平均のチャートを見ていく上で独自のチャートを使用しています。
徐々に慣れていくと思いますが、以下のようなルールがあることを覚えておいてください。

(1)ペンタゴン

ペンタゴンチャートには以下のような性質があります。

1.五角形(ペンタゴン)の各頂点、辺に向かって株価は動く
2.五角形(ペンタゴン)の各頂点が変化日。変化日の頂点を上に通過するとそれ以降は株価は上に向かう。
  一方、下に通過すると、それ以降株価は下に向かう。
3.各辺は抵抗ラインとして機能する。
4.現在のペンタゴンを抜ける時の「辺」に合わせた形状のペンタゴンが次に追加される。
5.現ペンタゴンの中心点を上に通過した時は、次のペンタゴンは上、右上、or 横に追加される
  下に通過した時は、下、右下 or 横に追加される。
6.現ペンタゴンに対して左上、左下にペンタゴンが追加されることはない。(時間が逆行するため)


(2)線形回帰トレンド

ボリンジャーバンドと似ており、ほぼ同じようなものだと考えて構いません。
中心が±0でニュートラルな位置になり、±0 → +1σ → +2σ に行くにつれ上がり過ぎを表します。
一方、±0 → -1σ → -2σ に行くにつれ 下がり過ぎを表します。
  

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■日経平均:今週の相場と来週の相場展望
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騰落レシオチャート
https://nikkei225jp.com/data/touraku.php

信用評価損益率
https://nikkei225jp.com/data/sinyou.php

裁定取引残高の推移
https://karauri.net/chart_saitei/

先物手口情報
https://www.traders.co.jp/domestic_stocks/invest_tool/futures/futures_top.asp


日経平均変化日    

            B点  9/8 転換ライン(短期天) 23250円

            I点  11/14 転換ライン(短期天) 23250円

            G点  10/13 転換ライン(短期天) 28000円

            A点  9/22 転換ライン(短期天) 25000円

            E点  10/31 転換ライン(短期天) 25000円


            D点  10/10 転換ライン(短期底) 22125円

            H点  8/18  転換ライン(短期底) 20250円

            F点  10/13 現ペンタゴン中心 23750円


      線形回帰トレンド+2σ 転換ライン(中期天) 25500円

              -2σ 転換ライン(中期底) 23000円


 ※変化日の日にち、価格は株価の動き、時間経過とともに、少しずつ変化する場合があります。

画像1


日経平均の動きについて分析していきます。

今週の日経平均は、小動きでほぼ横ばいの動きとなりました。

23600円以上は上値が重く、23500円を割れると買いが入り、相変わらず方向感のないレンジ相場が続いています。

マザーズ市場はここにきて大きく下落となり、チャート上も天井感の漂う形になりました。

とくにここまで値を飛ばしてきたIPOを中心に下落が大きくなっており、利益確定売りから調整に入っています。

指数は一旦下げ止まって反発しましたが、ここが押し目となったか、一時的な戻りかまだ判断が難しいところです。


前回のメルマガでは

「日経平均は変化日D点(10/13 22125円)を上に通過したため、次の変化日E点(10/31 25000円)があるため、短期トレンドは上昇ですが、まだA点通過後の逆行高による歪を解消していないため、目先はまだ下向きの流れが続きます。

現ペンタゴンの中心点F点(10/13 23750円)を下に通過したため、中期トレンドは下降トレンドに転換したので、E点を目指す動きというよりは、その後のI点(11/14 23250円)を意識した動きになります。

方向性はやや下向きにはなってきていますが、E点通過するまでは、大統領選の材料で上にも下にも乱高下があるので、資金管理を考えてポジションを作りましょう。」

と書きましたが、小さい値動きで、上に向かうこともなくやや下向きのうごきとなりました。

それでは今週の日経平均の動きを見ていきましょう。

日経平均はA点(9/22 25000円)を下に通過したことで短期トレンドは変化日D点(10/13 22125円)にむけた下降トレンドにありましたが、大きく下げず横ばいで推移しました。

A点通過以降に23000円近くまで下がったところから、本来D点に向かうところを逆行して上げているため、この逆行分を解消する動きが出やすい、つまり、次の変化日I点(11/14 23250円)に向かう可能性が高いということになります。

逆行分を埋めて本来の動きに戻るとしたら、23000円近くまでは戻るため、I点を下に通過する可能性が出てきます。

このI点を上か下かどちらに通過するのかが今後の相場を見る上で重要になってきます。

I点より上で通過するとその後は短期トレンドが上昇になるため、DIラインに沿って上を目指す上昇トレンドに入ります。

そうなると、DIラインの延長上にあり、AEラインの延長と交わるところにある先の変化日25000円前後を目指す動きへと入ってきます。

一方でI点を下回ると、EIラインに沿った下降トレンドに入るため、やや角度の急な下げが起きる可能性があります。

そして、I点の位置が回帰トレンド-2σの位置にありますが、今のところ右肩上がりの上昇トレンドの中にあるため、-2σは上昇トレンドにおける押し目として機能しています。

ただ、これは上昇トレンドだったらという前提では押し目になりますが、トレンドが下降トレンドへと転換していたら機能しなくなり、徐々に右肩上がりのトレンドラインが、フラットになり、その後、右肩下がりのトレンドラインに変わってきます。

そのため、I点を上下どちらに通過するか、と、そこでの反発する力がどの程度あるかにより、今後の相場の動きが決まってきます。

まだどちらの可能性もあるため、断定することはできませんが、重要なのはこのI点通過以降はどんなに遅くても今のこのレンジ相場ではなく、上下どちらかに大きくトレンドが発生します。

上昇トレンドだとしたら、回帰トレンド-2σの位置なので絶好の買い場となりますし、下降トレンドに入れば、ここが天井圏になります。

そのため、この位置ででるトレンドは先を見たときにかなり重要で、この時にどちらのスタンスでポジションをとるかによって今年後半から来年初めまでのパフォーマンスが決まってきます。

現状は本当にどちらの可能性もあるため、理由はどうあれ、強気に見る人、弱気に見る人がいろいろいても当然かと思います。

現時点ではどちらかはまだわからず、まさにこの小さなレンジ相場がそのわからない状態を表した動きになっています。

このレンジを抜けた方向とI点の変化日をどちらに通過するかでトレンドが決まり、それが長く大きなトレンドになるため、この動きはしっかりと見極めてついていけるようにしましょう。


来週の動きをまとめると、

日経平均は変化日D点(10/13 22125円)を上に通過したため、次の変化日E点(10/31 25000円)があるため、短期トレンドは上昇ですが、まだA点通過後の逆行高による歪を解消していないため、目先はまだ下向きの流れが続きます。

E点を上に通過する可能性は低いため、E点を下回って通過し、逆行高の歪を埋めることを考えると、その後のI点(11/14 23250円)を意識した動きになります。

I点通過時に今のトレンドが確定しますが、E点を下回って通過した後に、下降トレンドに入るため、その下げがI点を下回る下げとなるかどうか、が回帰トレンド-2σの位置で反発し、下げ止まるかによって今後の大きなトレンドが決まります。

早ければ来週にその何らかの兆候が見えてくるので、ここからの動きは超重要になります。

チャートと合わせてよく見ておきましょう。


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