黄昏フリーライター日記(2024.9.16-2024.9.30)
9月16日(月)
夕刻から娘のAちゃん(5歳)と吉祥寺。西友の6FにあるキッズUSランドでたっぷり遊ぶ。帰りがけに同じ西友の2Fに入っているドンキホーテでマイクラのレゴを買って帰る。
9月17日(火)
未読だった『クジャクのダンス、誰が見た?』4巻と5巻をブロードウェイ3Fの明屋書店で購入。さっそく香港亭でランチしながら熟読する。
9月19日(木)
17時に保育園。Aちゃんを早お迎えし、ブロードウェイ4Fの愛育歯科へ。ちょっと前に前歯を痛がっていたのでE先生に診てもらうと、ぐらぐらしていて、そろそろ乳歯が抜けそうとのこと。Aちゃん、とくに泣いたり抵抗したりせず、おとなしく検査を受けていてえらかった。むしろ歯が生え変わるのが嬉しいのか、テンションが上がっていた。
9月20日(金)
大谷の活躍が異次元過ぎて、もうあきれるしかない。投打二刀流の日本人プロ野球選手がMLBに挑戦する連載漫画の打ち合わせがあったと仮定したら、こんなやりとりになることは必至だ。
作者「51-51を達成した当日の大谷君は、6打数6安打3本塁打打点10、なおかつ2盗塁の大活躍をするんですよ~」
担当編集「バカなの? そこまで非現実的な展開にしたら、読者の共感を得られないだろ!」
9月21日(土)
午後イチ。ダンス教室終了時にAちゃんをピックアップして、そのまま中野駅から幕張へ向かう。15時からカンドゥーを予約していたのだが、電車がたっぷり遅れたこともあり、20分ほど遅れて到着。最後尾からの予約になってしまった。仕方ない。余っていたアクティビティから初手は「eスポーツ」を選択。
このアクティビティはCygamesがスポンサーなのでグランブルーファンタジーの対戦ゲーム(Granblue Fantasy Versus)をトーナメント形式で。Aちゃん、初戦こそ敗退したものの、3位決定戦では年長の女子を見事に撃破。超ご満悦で「この仕事やりたい!」と興奮気味だった。
その後、目当てのキャビンアテンダントからの銀行員、お菓子作り、月面開発、セコムと順次消化して20時の閉館まで。さすがに帰りの電車ではAちゃんも眠そうにしていたが、タブレットで時間を潰しながら中野まで1時間半ほどの距離を、なんとか起きていた。
9月22日(日)
妻子はタクシーで板橋の実家へ。とくにやることもないので高円寺へ出張り、デアデビの古本市に顔を出す。小松さんや粟生さんとしばし雑談。缶ビール2本で辞してゴールデン街で飲もうと画策するも、お目当ての店は満席だったりまだ開いていなかったり、お休みだったり。だんだん面倒臭くなってきたので、おとなしく帰宅する。
水道橋博士のnoteで福田和也さんの訃報を知る。『作家の値うち』は刊行当初に買って、それこそしゃぶるほど読んだが、驚かされたのは福田さんが自分と8歳しか違わないこと。まだ30代の青年があれだけバッサバッサと人気作家を斬るのは痛快至極だった。その刺激だけに酔っていただけのボンクラな若造でしたが
9月23日(月)
妻子が帰宅するまでテレビでやっていた立憲民主党の代表選を横目に、ぼんやり過ごす。あれだけ反目していた小沢一郎と組んだ野田佳彦が勝利……。萎える。がっかりだ。
9月24日(火)
涼しい。通園時、ちょっと肌寒いくらい。急に10度くらい下がったからかAちゃん、鼻水を垂らしている。本格的に風邪をひいていなければいいのだが。
9月25日(水)
通園時、小雨が降ってきた。涼しい。マンションを出ると近所のバーのシゲさんがベビーカーを押して目の前に現れた。シゲさんは僕と同じ年の高齢50代パパ。お子さん、3歳になったそうだ。早いなぁ。
9月26日(木)
ジャンポケ斉藤、マジでどうしたんだろう。あれだけ大切にしてきた「ウイニング競馬」のMCを、あっさり降板するなんて相当なこと。体調不良だけが原因じゃないことは明らかだろう(もしくは本当に深刻な状態か)。11年以上続けた番組だよ? 斉藤とキャプテンのかけあい、もう見られないのは寂しすぎる。――と、Xでポストすると、知人から情報提供のDMが。ふーむ、そういうことなのか(ここには書けない…)。
9月27日(金)
書評家の茶木則雄さんの訃報が飛び込む。25日にはスポニチの競馬コラムでおなじみだった乗峯栄一さんの訃報も。先日亡くなった福田和也さんも含めて3人とも文筆業の先輩で全員60代。あまりにもたて続けてで気持ちが追いつかない。自民党の総裁選は大逆転で石破。石破と高市なら、まだ後者がマシだと思っていたが。経済オンチの石破かよ。高市総裁誕生を好感して上昇していた相場も一気に冷え込み週明けはブラックマンデーの再来? まぁ、ひどいことになりそうだ。むなしい。
9月28日(土)
Aちゃんをダンス教室まで送り、その足で高円寺。rontでレギュラーのDJ。残暑が続くので、さわやかでリラックスした選曲が課せられた。やまさんが90年代の「ショートカット」やQJを持参して来てくれた。終了後、主催の八品君、お客さんで来てくれたK妻さんと3人でプチ打ち上げ。中野帰還後、青葉でラーメンを食べて帰宅。
9月29日(日)
昨日は妻に任せきりだったので娘従事。サンモールの猫カフェで1時間遊んでから、ブックファースト横のクロシェットカフェでワッフルを食べる。帰りがけにドンキホーテによって「食べれるシャボン玉」というのを買ってみるが、これがしょうもないシロモノで、Aちゃん口に入れた瞬間苦い顔。大失敗。
9月30日(月)
前半戦は「月刊スカパー!」の米大統領選特集に集中。14時過ぎにはアップし、送稿。夕刻からは矢来町の新潮社へ。『クマ撃ちの女』の安島薮太先生と『マタギガンナー』の原作者・藤本正二先生の対談仕切り。まずはツーショット撮影で新潮社の屋上へ。これは貴重な体験だった。部外者は新潮社の屋上なんて、めったに上がれないもん。
夕日をバックにみんなではしゃぎながら撮影タイム。本番の対談もおおいに盛り上がり、打ち上げで行った神楽坂の居酒屋も色々な話が飛び出し、実に楽しかった。この対談の模様は11月にくらげバンチのWEBと『マタギガンナー』最新刊の巻末に収録予定です。
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