子育て日記(出産③ 終わり)

2021年3月29日に第一子となる息子を出産した。
結婚して8年目、36歳になる年に生まれた息子。
どんどん成長して忘れてしまいそうなので、記録していきます。

15時15〜30分頃?いよいよ分娩室へ。

ちなみに、選べたので私は和室分娩にしました。
ビーズクッションを背もたれにして、途中横向けになりながら(赤ちゃんが降りてきやすいらしい)、最後は仰向けに座って出産しました。

分娩室に入る頃には嘔吐が止まらないようになり、痛みが来るたびに何度も吐いた。
助産師さんの「もう頭出てきているよ!」との声に、力を振り絞る。
最初は頭が出てはひっこんで…という感じだったけど、そのうち頭の上部がずっと出ている状態に。
自分でも触ってみて、びっくりする。

頭が出てきたらするっと産まれると思っていたのに、なかなか出てこない。
最大限の力でいきまないと出てこないんだということに驚き、ここで死ぬ気でいきむ覚悟が決まる。
本当に、1ヶ月位出ていない便を出す感じだった…(笑)

「(会陰)切りますか?」と聞いて(笑)、「切らずにいけそう!」とのことで、そのまま踏ん張る。

ようやく頭が出て、それでするっと産まれてくるかと思ったが、体もいきまないと出てこないと知り(これにもびっくり)、2〜3回位いきんだ。

16時05分、3256g 息子誕生。

産まれた時は、やっと終わった…という安堵感が一番。


可愛いというより、
なんて尊いんだろう、神々しいんだろう、という気持ち。
それから、出産がこんなに大変だなんて、信じられないと思っていた(笑)。

体をキレイにふいてもらって、しばらく一緒に寝た。
助産師さんがおっぱいを揉むと、ピュッとお乳が出たのでびっくり。
上手に飲んでくれました。

肛門がすごく痛かったけど、特にそれは何もなっていなくて。
会陰が少し裂けたのと、陰部が少し傷つきました。
でも傷は浅くて出血量も少なかったようです。

ただ、この2つを縫ってもらうのが痛くて体が反ってしまい、何度も先生に「お尻を下げてください」と言われました…。
思ったより長かった…。
あと、嘔吐で喉が焼けて、声が出ませんでした。

16時半、夫に電話。
予想以上に早くてびっくりしていました。

面会は1日1回OKだったので、夕方、夫が来院。
息子はナースステーションだったので、2人で話をする。
大変だったー痛かったー、と聞いてもらいました。
頼んでいたアイスを、3個も買ってきてくれました。
病室には冷蔵庫しかなかったので、夕食後に2個半食べてちょっと気持ち悪くなる(笑)

悪露が出ることや、お腹がへっこまないことなどにも、もう何十回目かの驚きを感じました。
痛いし疲れてるしだけど、興奮してるのかうまく眠れず、眠剤をもらって就寝。

そしてホルモンの影響なのかなんなのか、出産の2日後の夜中、出産時とこの数日でもう一生分以上のものをもらったなぁと思って、一人で泣きてきた。

この日の日記には
「あの瞬間とこの数日の感じは、ちょっと何事にもかえがたい。びっくりするほど大変だったけど、尊い大きいものをもらいました。」
と書いていた。

とはいえ、また出産頑張れるかと聞かれたら、かなり微妙だけど…(笑)

出産健忘録はこれで終わり。
思ってたより長くなりました💦

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