1人でデッキ2つ作ってデュエルしたことありますか?
自己紹介とこの記事で伝えたいこと
長野県でフリーランスのエンジニアをしているwaticsonです!
2年前(2021年)まで東京で働いていましたが、コロナの時期に本格的にリモートワークができる環境をつくることができ、勢いで長野県に移住しました。東京と長野の両方で機械学習エンジニア、データサイエンティストとして仕事をしています。男、32歳、趣味は海外旅行とキャンプです。
この記事は、自分の特徴を捉えるきっかけになればと思い書きました。
私は、小学生の時に遊んでいた遊戯王のことや大学生のころ一人旅をしたことを掘り下げていったら自分ってこういうことが好きなんだと見つけることができましたので、そのことをシェアします。自分のことを掘り下げるヒントにしてください!
遊戯王から見えたこと
私の小学校時代、私の周りはサッカーや遊戯王カードで遊んでいました。
遊戯王の楽しいこと!
友だちと遊べる
かっこいい
ポケットに収まる
しかし、私は一人でもめちゃくちゃ遊んでいました。私はデッキを2つつくっていったり来たりしながら対戦するような遊び方をしてました。
ちょっと寂しい!
お互いの手札がわかっているので面白さは減ってしまうはずですが、どうしてこんなことをしていたのでしょうか?
一人デュエルって何が良かったの?
これを考えるヒントは、「1人デュエル以外で得られる要素はそんなに大事じゃないかも?」ということです。家にはNINTENDO64もあって一人でも楽しめるゲームソフトはたくさんありました。
友だちと対戦して勝つことで得られる競争の楽しさより大事なことがあるかも。
RPGゲームの、自分で物語を進めるドキドキ感より大事なことがあるかも。
という感じです。そう考えていくと、私はきれいなコンボやスポットライトが当たっていないカードを使って、他の人が知らない戦術をつくるなど、新しい発想を生み出すということが好きだということに気づきました。そしてさらにそのデッキを周りに披露して驚いてもらうことで満足感を得ていました。
私は兄弟もおらず両親も遅くまで帰ってこなかったので、夜は一人で遊ぶことが多く、その果てに友達との対戦以外の楽しさを自然に見つけたかもしれません。
皆さんは遊戯王、どうやって遊んでいましたか?1人2役デュエルしたことありますか?
一人旅から見えたこと
打って変わって大学時代、実家の横浜から鹿児島県の屋久島まで自転車で旅をしました。一人旅は好きですが一人が好きというわけではないということを良く表している体験です。
自転車旅の楽しいこと!
有名ではない場所にも行ける
安い(野宿だったので)
がんばってる感
好きな時に帰れる
残念ながらデメリットがはるかに多いです。実際辛かった記憶の方が多いです。大怪我もしました。
パンクする
暑い
車が怖い
時間がかかる
すごい疲れる
汗臭い
道路と看板の写真ばっかり
ただ走っただけの日がほとんど
やってみて気づいたことや得られたことはともかくとして、何を期待して自転車とリュックサックを持って家から出ようとしたのでしょうか?
キャラクターをつくりだす
遊戯王の話と少し繋がりますが、自転車一人旅で求めていたのは人を驚かせるネタです。自分にはネタがないと思っていたので、むしろ効率的に動いて早く帰ってくるような旅は嫌だったんですね。とくかく中学時代から居場所づくりに必死でした。役割みたいなものも意識しました。バイトの前には話すエピソードをスマホにメモしていました。ちなみにこの自転車旅では、名産品を食べることを我慢して夜ご飯は必ずハンバーガーという縛りをしていました。
ネタを仕入れて得たいことは何でしょうか?変わった人と言われることです。もはや人工変わった人ですね。周りから「変わってるね」と言われるとめちゃめちゃ嬉しいです!
今でも「変わってる」と言われることは誉め言葉ですが、この時は人の目を気にしすぎでしたね。
餌をまく
居場所を探すという部分をもう少し掘り下げます。小学校時代にいつも帰っている友達が3人いました。いつも通り一緒に帰ろうと私が彼らの教室に入るちょうどその時、彼らが帰ろうとしている場面に出くわしてしまいしました。その時は気づかない振りをしましたが、それ以降一緒に帰ってもいいのかなと不安になりました。中学校に入ってからは「一緒に帰ろう」が言えず、言われる状況を頑張ってつくりました。一緒に帰るスタメンに入るために役割を考えたり、目立つ特徴を手に入れようとしたのだと思います。
逆に真面目と言われるのは悔しい
私はメーカーの開発部門で働いていましたが、3年目のころには、企画とPoC(実験・データ解析・エンジニアリングモデル開発)を担当していました。
さらに契約書や特許を書いたり、広報の部門を手伝ったりと少し広めの守備範囲だったのですが、うまくやっている実感もありました。
しかし、ある日上司から「真面目になったね。前は何言ってるかわからなかった。」と言われました。誉め言葉だったのでしょうが、これはハッとさせられました。完成をイメージして逆算して効率的に仕事をするようになり(それはすごく大事!)、その結果できる範囲のことをやるようになっていました。PoC業務と自分のやっている仕事はバランスが大事ですね。
エンジニアとして活かされていること
私は最近Kaggleという分析コンペのオンラインプラットフォームによく参加しています。データ解析をする人にとってはとても有名な場所です。忙しさを言い訳に5年くらいアカウントを放置していましたが、後輩にデータ解析を教える一環で始めました。ランクはまだまだ低いです。
Kaggleには取り組むにあたり4つの項目があります。
Competition:企業が提示した課題を解決する予測モデルのスコアを競います
Datasets:データ分析に活用できる有用なデータセットを共有します
Notebooks:コンペのみ関わらず、有益な予測モデルや分析手法のコードを共有します
Discussions:データ分析に関わるトピックについて議論します
この中で、私はDatasetsやNotebooksの項目が好きです。初めはコンペで賞金ゲット!と考えていましたが、珍しいデータセットや見てて楽しい前処理やデータの可視化に挑戦することが楽しいです。これはこれまで書いてきた内容とも繋がると思います。
Kaggleは短期には成果は出にくく、もやもやすることも多いですが、今回の記事を書きながら、周りの人を驚かせたり感動させるという一つの軸が見えたように感じます。これからは発信面も力を入れていきたいので、分析手法だけでなくおもしろい企画にも挑戦します!
noteで書きたいこと
Kaggleのこと勉強したこと、長野でやっていること、フリーランスのことなどエンジニアとしての取り組みや、この記事のように内省したことを中心に書いていきます!旅行も書きたい。
よろしくお願いします!
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