「研修報告-14」:【上肢の治療】肘から手指の治療ポイント:継承塾スキルアップコース
こんにちは。”くっしー” こと櫛引翔太です。
脳梗塞リハビリ大阪by松柏苑、三浦教一先生の実技研修の報告です。
テーマ:「肘から手指」上肢の治療介入の理解を深めました。
「肘関節の構造」
肘関節が正しく伸展するためには、肘頭窩に尺骨が正しく適合する腕尺関節の可動性が重要となる。脳卒中後には上腕ー前腕の屈筋の過緊張に伴い、肘関節の最終伸展が阻害されている場合がある。
「肘関節伸展のための要素」
中枢神経疾患の場合、単に肘関節の運動を促すだけでは患者さんの運動パターンは変化しずらい場合が多い。体幹と肩甲骨の関係性をモニタリングしながら、肘関節ー前腕の治療介入を実施することが重要。
「肘関節伸展のための上腕三頭筋」
上腕三頭筋を例にしても、起始部と停止部で作用の違いを整理しておく必要がある。脳卒中の場合、肩の亜脱臼によりローテーターカフ、上腕三頭筋の起始部の低緊張に伴い痛みが出現している場合が多い。
どのような環境設定で、どこをハンドリングすれば、末梢からの介入で中枢の抗重力活動を高められるか。治療の質を高めていきたい。
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