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「死にたい」を背負って生きる。

大好きな推しのお店に行った
そのお店で超絶かわいい服を手に入れた
お家にいる植物が可愛い
推しバンドのライブDVDがとっても熱くてかっこいい

有り余る幸福、多幸感で胸がいっぱいになる一日だった。

正直この数週間、何度も死のうと思ってた。それでも死ねないのは、この世に未練があるからとか、死に伴う痛みへの恐怖とか様々ある。でも、一番の理由は、昔母が言っていたある言葉が胸に残っているから。

それは、「自死すれば、また人間として生まれ変わって再び修行させられる。」という言葉。その言葉が忘れられない。

それでも、希死念慮は私の背中にピッタリとくっついて離れない。だからもう、希死念慮と共に生きるしかないのだと思う。

「死にたい」を背負って生きるというのは中々困難だけど、でも母の言葉通りまた生まれ変わって苦しむくらいなら、今を生き抜いて、使い込んで、とっとと返す方がいいと思える。

それに、今日みたいな多幸感に溢れる一日に再び巡り会えると思えば、細い糸を伝って生きていけそうな気もしている。

希死念慮はいつも私のすぐそばにいるけれど、私は生き抜きたい。全部背負って、たまにこうして何処かに苦痛と多幸のいち日のことを書き連ねて、生きていく。

それでとっとと神様にぜんぶ返しちゃおう。はやくこんな世界からドロップアウト。美しい思い出とともにあの世へと羽ばたいてみせるからな。

希死念慮を背負ってあしたも生きるよ。



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