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生き方は在り方

心理学に出逢ってからの8年を振り返ると
自分を「思い出す」作業がすごく多かったなと感じる。

最初の2・3年は
学べば学ぶほどに自分が分からなくなってしまったり
変えられない自分に絶望感を感じてしまったりの連続。

そのうち、
同じ問題に何度も出くわして
根本的な「ココロのコリ」に向き合えなくて逃げている自分に気がついた。

心の中の螺旋階段を
ぐるぐると降りていくような間隔で
学びに比例して落ち込んでいくような時期もあった。

自分はこのまま苦しみながら終わっていくのかもしれない…

そう思いながら数年が経ち、
ついにその「底辺」を感じるほどの絶望感を感じた時にようやく
自分の足元に落ちている
「いい加減変わりたい」という気持ちが芽生えたのを感じた。

そこで大きく変わったのは
過去の出来事を多角的に俯瞰で見られるようになったことで
自分の核となる「在り方」を見つけられるようになってきたこと。

そのおかげで、受け止め方が変わり
当時自分が抱いていたものとは違う「感情」に書き換えられることで
本当の意味で
自分自身を「認める」ことができるようになった。

自分自身を「認める」ことができてからの変化

それまでの自分は
「何者かにならなければ」という焦燥感と闘っていたところがある。

でも、その前に気づかなければならないのは
既に自分の心の奥底にある「本当の自分の心の声」と
その上に覆いかぶさっている「抑圧している心の声」だった。

「抑圧している心の声」とは
大人から教わってきた躾や価値観、社会のルールがベースだと思っている。

自分は長年、「本当の自分の心の声」を
無意識に抑圧していることに気づけなかった。

迷惑をかけないように
足を引っ張らないように

そんなことばかり気にしていては
自分の「在り方」なんて分かるわけがなかった。

ここ1・2年は
自分の心の底に深く潜るように
自分との対話を深めることができるようになってきた。
しかも「楽しみながら」

昔は、過去の自分と向き合うことは恐怖でしかなったが
今では、自分の心の奥底に潜んでいる「宝物」を見つけるかのように
自分の心と向き合えるようになってきている。

まだ根本的な「ココロのコリ」は解消できてないけれど
日々その存在を感じ、共存しながら向き合っていくのが
健全な自分との向き合い方なんだろうと今は思っている。

私は私であっていい。

そしてその「私」が
「本当に在るべき姿」なのかを
常に俯瞰で見ていられる心の余裕も忘れずにいたい。

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