見出し画像

南高尾山稜周回コースで森林浴と少しだけトレイルラン。

取りあえず休暇を取る
今、ワーケーションとかあるけど、自然の豊かな場所で、絶好の遊び場を目の前においてテレワークが本当にできるのだろうかと思う。
季節が良いこの時期、いい波がきている、いい風が吹いていている。それでもパソコンをいじってなきゃならない。電話もかかってくるし、メールも沢来る。
「なんだか、厳しいなぁ」

昔々、2000年頃、友達と沖縄へ行ったときだった。
「では、電源をきるぞ!」と皆で言って、携帯電話の電源を切った。
その解放感、当時はこんなもの(携帯電話)で、仕事に縛りつけられたくなかった。

そんな時代は過ぎ去り、私はテレワーク中、なんだかサボっている感じもする。住んでいる所も田舎に近いので、まるでワーケーションだ。でもね、やっぱり遊ぶなら休暇をとる。
それしか心が解放されない。ちなみにこんな時メールは便利だ。
「明日、休暇取ります。連絡は取れません」

取りあえず山へ行く
昨年の夏頃からトレイルランを始めていた。しかし秋頃から永遠と続く疫病騒ぎで、テンションもガタ落ちてしまった。
気持ちを切り替える為、沖縄に行った。仲間達とシーカヤックで無人島へ、そこで鯨の化石を見た。この鯨の化石は特に保護もされておらず、いつかは消えていく。生きる事は無常だね。

そして春が来た。
新緑の季節、連休だ。
「よーし、山へ行くか」と思っていたら、またマンボウ、ヤン坊 緊急事態宣言。シャレもつまらない。
またかと思いつつ、宣言施行の前に、それと人との接触を避けるため、平日休みをとった次第であった。

南高尾山稜周回コース
前置きが長くなったが、一応東京内で、トレイルラン出来る場所として南高尾山稜周回コースをメインコースとした。周回とするので人気のないコース取りをした。
今回は久しぶりなのでランニングより高速歩行、たまに走る程度とした。
写真のピンクのコースを選んで周回としている。
コース取りで距離は15キロから20キロになる。高さは精々500mもない山だから、登山とは言えないが、低山での遭難も多いので、基本的な準備はしておく。
自転車も含めて、距離とか高度とかに昔はこだわって練習していたけど、この歳ではその日の体調が全てだ。疲れたら早めに撤収するつもりだ。

画像1

体の不調もあった
65才まであと3ヶ月、体は大事にしないといけいない。
昔昔、51才の時、私は狭心症になったことがある。
冬の朝、自転車通勤(練習)の途中、突然登りで胸が締め付けられる程痛くなり、止まって休んだ。それでも5分ほど我慢すると治った。スイムでも同じような事が起こった。これが頻繁に起こり、さすがにまずいと思い。お茶の水の某大学病院へ行ってみた。

外来の2時間待ち、そして5分の診察で高血圧と言われ。取りあえず血圧を落とせと言われて、薬が沢山処方された。
元々、狂ったような異常な食生活もしておらず、運動もトライアスロンのために続けていた。何故こうなる。遺伝かDNAのせいか、そして思い当たることがあった。中年の肥満だ。体重が10キロ近く増えている。
まずは薬を飲まないことにして、体重を落とした。酒と油モノ、肉の食事を止め、運動量も増やした。

1年ほどで、68キロの体重が57キロまで落ちた。すると胸の痛みも消えていた。
さらに体の調子もよくなり、トライアスロンの年代別で常に入賞。4位も3回、3位も1回、ベスト記録も出るとか、驚きの50代を過ごした。
そして、60代も順調だったが、これはDNAの仕組みか、現時点では運動能力は落ちるばかりだった。
毎日体力は落ちている。ここ1年で、どこまで落ちているか気になっていた。

ウエアなど
8時15分頃高尾山口駅
アプローチを関東ふれあいの道からとした。入り口まで駅から3キロあるので、だれも来ない。

画像6

この間に体を慣らしていく。天気予報では、気温が20度まで上がるとなっていたが、現時点では結構寒い。体感では15度くらいだ。
今回はモンベル ウイクロンのTシャツとトレールアクション パンツはリッジライン。
リュックはサロモンの15L(トレラン用)シューズはサロモンのトレランシューズ。ソウルは固め。

画像2

画像3

南高尾山稜
このウエアで最後まで通したが、やや寒い程度だった。空気は乾燥していた。さて、体調だが、特に苦しさはなく、時速5キロで緩い坂を歩き続けた。

画像8

関東ふれあいの道では、写真家2人を見かけくらいで三沢峠に到着。ここから大垂水峠まで南高雄山稜となる。津久井湖を右手に見ながら、木漏れ日と小鳥の鳴き声を聞きながら登る、駆け下りる。心拍数が上がると胸が少し痛んだが、だんだんと気持ちよく心拍数をあげていけた。最近は心拍を急にあげると苦しい。やはりエンジンはどんどん劣化している。
短いが急登もあったが、3人とすれ違い、5人ほどを抜いた。
ペースはトレイルランほどではないが、いい感じだ。

画像8

大垂水峠辺り
大垂水峠手前では、くだり基調なのでドンドン加速する。そして20号線を渡るとまた登ることになる。このころになると、腹が減ってくるので、細かく補給食(ゼリー、カロリーメイト)を食べる。
山の中、1人でのハンガーノックは避けたいので、食欲は無視して食べる。

画像7

最後の4キロほどは高尾山のコースとなる、稲荷山コースを下る。
駆け下りている時、まだ12時前なので、ぽつぽつと登って来る人と出会う。マスクをして、嫌な顔をされない程度の速度で降りる。
そして、高尾山口駅に到着。12時5分。3時間50分で回れた。
この登山の標準時間がどれくらいか分からないけど、他のコースから見て、6時間から7時間だと思う。まあまあの速さだった。
さて、本格的に腹が減ったので蕎麦屋へ向かう、もりそば大盛りを食べる。
平日なので、休みの蕎麦屋もあったが、開いてる店に入る。

画像5

楽しい半日程度の森林浴と練習だった。
費用:参考までに。
調布駅までバスで210円  調布駅から高尾山口 電車賃 325円 合計 535円
往復 1,070円。昼飯の盛りそば  1,030円
 補給食 600円程度
 合計で 2,700円 
 健康な貧乏な老人が山に多いのも分かる。

1週間後に左膝に痛みが出てた。こんなにタイムラグがあるのか、今更ながら老化は怖いねぇ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?