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黄昏ペダル 2015年レース クリテリウム、ヒルクライム、エンデューロー、シクロクロス、マウンテンバイククロカン、トライアスロン、何でもやった

自転車レース復活
2015年1月 7年前、私は59才だった。
この時期、娘1が学習院大学では珍しい、自転車競技部でロードレースを走っていた。この年代は女子選手が3名いた。
大学のレースの応援やサポートしているうちに、感化されて、私の練習量も多くなっていた。

それと、60才過ぎるとカテゴリーが、マスターで60才以上と雑になる。
現役最後だと思い自転車ロードレースにもエントリーした2015年だった。
ただ母親の介護も5年目となり、ようやく施設へ入所したが、自由時間はまだ限られていた。

日本の自転車ロードレース
自転車ロードレースは国内では、ヒルクライムが全盛だった。これはマラソンと同じで自己ベストを目標とする。ロードレース的な順位競争をするものは日本ではクリテリウムが多かった。
クリテリウムは、マウンテンバイクレースと同じで、レース中の速度の上げ下げが激しく、心拍数を上げては下げてとインターバルを繰り返す。これは老人には厳しいレースだった。
また怪我一生になる年代なので、怪我には気をつけようと思っていた。

レース計画
春からレースへ出場する。その予定で練習を計画した。
2から3月、冬場は娘1の学連でのクリテリウムレースが2度程あった。バイクのトランスポーターとして、またメカニックとして、娘1サポートをした。
会場となった埼玉の行田は、低体温症になるほど寒く、これはキツかった。気温0度近い会場での試合はかなり厳しい。

2014年の大磯クリテリウム 3番目が娘1

クリテリウムレース
5月の初旬に手始めのレースとしてクリテリウムを選んだ。
2015年05月10日(日)
東京クリテリウム サマーランド

小雨模様だったが、娘1がサポートしてくれた。
コースがテクニカルで、急なコーナーからの立ち上がりで加速を繰り返す。
きつくなり、途中からパック(集団で走る)からちぎれて、周回遅れでリタイヤだった。
クリテリウムでは、1,2キロのサーキットコースを何周回かするので、週回遅れは強制リタイヤになる。ロードレースには結構厳しい足きりがある。

エンデューローレース
第2戦はエンデューロー
2015年06月28日(日)
BikeNavi GP 2015 川崎マリンエンデューロー

エンデューローとはクローズサーキットを何時間もチームまたは個人で走り続けて、一番距離を走ったチームが勝つ長丁場のレースだ。
私は30年以上トライアスロンを続けていたので、長丁場は得意ではあった。
しかし、大集団で走行し、アベレージ速度が40キロ以上となっていた。
長時間の集団走行は慣れないので緊張するし、しかもキツい。トライアスロンとは別物だった。トップの大集団からは離れて小集団で走る。

娘1

カテゴリーは娘1と、男女ペアーで出場した。一時期5位まで浮上したが、私が順位を落とし、8位、ほしくも6位賞を落とした。入賞すると景品が貰えた。

トライアスロンレース
トライアスロンに参加する。
ショートタイプのレースだ。自転車パートはクリテリウムに近い。
2015年7月5日(日)
昭和記念公園トライアスロン
 
年代別では何とか一桁順位だった。

ショートタイプのトライアスロンの場合、通常のロードバイクを使う。

マウンテンバイクレース
私はマウンテンバイクのレースも長年続けていた。
マウンテンバイクのレースは非常に強度が高い。
年を取ると心肺機能が落ちるのでキツかったが、夏場の八ヶ岳の家族でのキャンプもかねているので、シマノのレースには20年以上参加し続けていた。

2015年7月25日、26日
シマノ・バイカーズフェスティバル2015
富士見パノラマスキー場
レースが終わり次第、柳生博さんが経営する八ヶ岳倶楽部に向かった。
応援してくれた家族と食事をした。

シマノバイカーズ大きな大会だ

ヒルクライムレース
娘1がヒルクライムに出たいというのでエントリーした。
2015年8月9日(日)山梨甘利山 ヒルクライムレース
 (コース全長11.7km・獲得標高1134m・平均勾配9.6%)

かなり斜度がキツいコース。
基本ヒルクライムは苦行だった。娘1に遅れること20分でゴールした。
レース後の下りは斜度があり、さらにコーナーがキツいので怖かった。
時速60キロ以上記録した。

下る私
登る娘

再びトライアスロンレース
2015年9月12日(土)
ケンズカップ 昭和記念公園トライアスロン
 
ケンズカップは学連選手も沢山参加しているので、ショートレースだが、レベルが高い。高速レースとなるので、観ていても面白い。

自転車パートで、娘1が所属している地元のロードチームのメンバーと争った。これでタイムが上がり年代別で3位となった。

130mmのステム
59才で年代別で3位だった

娘1の公道レース
今度は娘1のレースだ。秩父宮杯は、秩父の公道を使って行われるレースだ。本格的なロードレースの雰囲気がある。娘1は昨年に続き2度目の出場。
関東近県の大学チームが多く参加している。
またクラブチームや高校の自転車部も参加しており、かなりピリピリした雰囲気がある。
2015年9月20日(日)
第63回秩父宮杯埼玉県自転車道路競走大会

私は出場レベルではないのでエントリーしていない。娘1のサポートとコースの下見を一緒にした。
右回り、左回りと毎年コースが変わる。今回はゴール前に下りの急コーナーがあるコースだ。ここは落車ポイントとなった。

基本アップダウンを繰り返すコースだが、途中に平地があり、ここは速度を上げると予想される。結構キツそうだ。ここを踏ん張れるかが勝負の分かれ目だろう。
娘1は健闘したが入賞は逃し12位。

ゴール前200m、単独走となっていた
これだけの女性が出走する公道ロードレース、日本では少ない

シクロクロスレース
2015年10月24日(土)
サンセットシクロクロスレース
旧多摩川小学校のグラウンド

この頃からシクロクロスがブームとなっていた。不整地でのクリテリウムレースなので、ちょっとした空き地でレースが出来る。
その試みとして立川の廃校になった小学校のグラウンドでレースが開催された。

狭いし障害の多いトリッキーなコース

最初の5周まで2位争いをしていて、ちょっと焦ってラインを変えたら木に左肩を激しくぶつけて転倒。
その後、肩が上がらない、怪我して終了。

帰宅後アイシング、完治に長引く

2015年はこの後、仕事もあり怪我もしたので、お終いとした。
母親が癌となり、介護に明け暮れていたが、娘1のレース参戦によって、久しぶりに頑張ってみたシーズンだった。

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