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【インタビュー】 鷲谷恭子さんにインタビューさせていただきました!

皆さんこんにちは!
一般社団法人グロウイングクラウドで
インターンシップに参加させていただいている、
静岡県の大学1年生の増田です!

本日は、地域クラウド交流会の魅力発信のため、
第1回ちいクラの優勝者 鷲谷恭子さんにインタビューをさせていただきました!

地域クラウド交流会とは

地域クラウド交流会(以下、ちいクラ)は、地域住民が起業家の応援を通して、地域活性化を目指す交流会形式のイベントです。 起業家だけでなく、地域の人たちが参加することで、地域全体のビジネスの活性化につながることを目的としています。

<ちいクラの役割>
1. 地域の起業家たちと、起業家や地域を応援したい人たちの交流とビジネスマッチングの場
2. 起業家の事業プレゼンにその場で投票し、応援を起業資金に変える交流会型クラウドファンディング

詳細は下のホームページをご覧ください↓↓↓


~鷲谷恭子さん~

地域クラウド交流会 第1回で優勝されました。

ご自身が子育てをしていた経験から、
同じ子育て世帯の支援をしたいという思いで、

1日2時間から働けるという独自のビジネスモデルを持つ
株式会社ケイリーパートナーズを設立されました。

鷲谷恭子さん

▼郡山市公式ホームページ 鷲谷恭子さん紹介ページ
Vol.54 鷲谷 恭子さん - 郡山市公式ホームページ

▼株式会社ケイリーパートナーズのホームページ
TOP|株式会社ケイリーパートナーズ

今回は、鷲谷恭子さんから地域クラウド交流会の魅力について
お話をいろいろと伺うことができました.。



ーー地域クラウド交流会に参加したきっかけを教えてください。


私がビジネスモデルを作ったのは2018年秋なのですが、
以前から子育て女性がキャリアアップできる働き方が少ないという
問題意識を持っていました。

2時間からのワークシェアリングというビジネスモデルを考えて、
福島県主催のビジネスコンテスト(ふくしまベンチャーアワード2018)
に応募したのがその年の12月、
その準備期間に地域クラウド交流会について知りました。

地域クラウド交流会は
「交流会型クラウドファンディング」という新しい手法で、
参加者おひとりおひとりが
主体的に地域の起業家を応援できる仕組みになっています。
プレゼンターは、地域の方に想いを伝えることで、
そのニーズや共感に触れられるとともに、
一緒にチャレンジできる仲間や応援者と出会うことができる、
そんな温かい場でした。
まだ創業前、アイディアだけを掲げていた私にとっては、
とても大きな意味を持つ機会となりました。


ーー地域クラウド交流会への参加によって、どういった価値がありましたか。


交流会ですから、基本的には賑やかな雰囲気なのですが、
プレゼンテーションの際には、
参加者全員がまっすぐに私の話を受け止め、
力強く応援して下さいました。

それによって、自身のアイディアが
地域で必要とされていることを感じましたし、
それを実現するのは自分なのだという覚悟が生まれました。

皆さんに強く背中を押してもらえたことで、
事業化のスピードは一気に上がりました。
ちいクラから3か月目で創業、
4か月目には30名の女性にご参加いただいて
プロジェクトをスタートさせることができましたので、
ちいクラに参加した価値はとても大きかったと思います。


ーー地域クラウド交流会の参加者の方は鷲谷さんのように事業として動き出す前の方もいらっしゃるのでしょうか。


いらっしゃいますが、少数だと思います。

これまで開催されたのが5回ですけど、
ほとんど個人や法人で事業を立ち上げている方です。
ただ、起業予定者という立場でも温かく受け入れ、
応援していただける場ですね。

だからこそ、私は登壇できましたし、
登壇したからこそ、スピード感をもって事業化できたと思います。

ちいクラにはプレゼンターの他、
「投票所」や「応援し隊」といった役割を持ち
運営に参加することもできますが、
全員が同じ1,000円という参加費を支払い、
500円は運営費、もう500円が応援金に。
そんな明朗会計でフラットな関係性も、純粋に地域の起業家を応援する
という前向きな空気感を作り出しているように感じます。


ーー第1回地域クラウド交流会で優勝されたということですが、
どういった点が自身を優勝へ導いたと考えていますか。


自分自身で答えるのは難しい質問ですね 笑

同時期に参加したビジネスコンテストでは7分間の発表できたのに対し、
ちいクラのプレゼンテーションは持ち時間がたった3分間。
その中でどういったことを伝えるのかが重要でした。

ビジネスコンテストでプレゼンした内容のダイジェスト版を
原稿として用意したのですが、
当日会場の雰囲気を感じて、これは違うなと。
本番では原稿を見ず、自身の想いを伝える時間として3分間を使いました。

なぜ私がやるのか。なぜ郡山なのか。なぜ今なのか。
そして、皆さんに協力してほしいことは何なのか。

プレゼンテーション後の交流タイム、
たくさんの方が話しかけてくださって。

「とても想いが伝わった」、「あなたならやってくれるだろう」、
「今後もつながっていきましょう」、
「何か手伝えることがあったら言ってください」。

皆さんの応援から本当に力をいただきました。

自身の想いをまっすぐ届ける、ということに集中したことで、
皆さんの心のより深いところで受け取っていただけたのかな、
と感じました。


ーー地域クラウド交流会に、これからより伸ばしていって欲しい点や期待する点はありますか。


地域クラウド交流会は圧倒的に温かい場なんですよね。

点数をつけて評価する場や、参加者同士で競い合う場ではなく、
想いを持って活動する方全員の話を聞いて、
できれば全員を応援しようという空気感があって。

郡山地域に限らず、全国グランプリ大会(兵庫県豊岡市/2019年10月)
に参加したときにもとても温かく迎えていただきました。

「その仕組みはうちの地域にもほしい。」という言葉をいただいて、
自分の事業を成長させていくことに
モチベーションや期待感を持つことができました。
地域が横につながる感覚を得られたのは面白かったですね。

参加者全員が主役で、それぞれが発信し、受け取りながら交流する。
まさに「つながる。広がる。うまれる。」ですよね。
これは、ちいクラだからこそできる地域活性化だと思います。

仕組み自体に圧倒的独自性があり、素晴らしい価値を持っています。
横に広く普及していったり、継続的に開催されたりすることで、
巻き込まれる人が増えていってほしいなと願っています。


ーー記事をご覧になる方へのメッセージをお願いします。


ぜひ6月のちいくらに参加していただきたいです。
実際に参加して体感していただくのが一番だと思いますので。

いろいろな参加の仕方があるので、
一度会場に足を運んでいただき、空気を感じてみてください。
みんなで盛り上げられたらと思います。


インタビューを通して

今回のインタビューでは、
鷲谷さんが地域クラウド交流会に参加された際に、
その独自性である温かい雰囲気というものを感じられたというのが
よく伝わりましたね。

この記事をご覧になった皆さんも、
各地域で開催されている地域クラウド交流会に
参加されてはいかがでしょうか。


次回の開催情報

最後に、次回の地域クラウド交流会の開催情報を記載します。

第6回 郡山 地域クラウド交流会
開催日程:令和6年6月6日

▼開催情報の詳細はこちら
第6回郡山地域クラウド交流会 - Facebook

様々な参加の仕方がありますが
どの立場で参加しても、新しく発見できるものがあるはずです。


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