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〈実話前世👘9〉現れた武家の妻の霊

こんにちは👋😃椿あんこです。


では、前回の続きを行ってみたいと思います✨




⛩️マミコの枕元に現れた武家の妻

会津旅行から帰り、
父トシオの前世が、会津藩白虎隊寄合一番隊隊士 遠藤嘉龍ニだとわかってから、
私は白虎隊寄合一番隊のことばかりを調べていました。


なんといっても、
これまで白虎隊といっても、飯盛山で自決した悲劇の士中二番隊の方々しか知らなかったのですから、
調べることは山のようにあります。



彼はどこに住み、どんな人生を送っていたのだろう。
母龍子はどんな性格だったのだろう。
兄の遠藤敬止は?



そんな時、久しぶりに、
武家の妻の霊がマミコの枕元に現れました。

はい、あの、マミコの母(私の祖母)の前世の遠藤龍子です。



⛩️龍子の霊が話す、息子嘉龍二のこと


武家の妻の霊(遠藤龍子)「嘉龍ニは、とっぽい子で、言っても聞かないところがありました。

あの日、私は嘉龍ニの出陣姿を見に、涙橋まで行きました。
しかし、嘉龍ニは私に目も合わせようともしません。
これでもう会えなくなるかも知れぬのに。。。」



そういって、武家の妻龍子の霊は
しくしく泣き出しました。


マミコが何も言えないでいると、
今度は、佐一郎(マミコの父)の霊が、「補足」をしてくれました。



⛩️佐一郎の霊からの補足


佐一郎の霊「嘉龍ニはな、出陣前夜、戦に行くのを、
まるで修学旅行か何かに行くかのように興奮していたんだよ。
敵を倒すのを、まるで化け物退治をするかのように思っていたのだよ。
自分が死ぬ(可能性がある)なんて、これっぽっちも思っていなかったんだよ」




私「そんな、修学旅行前夜気分だなんて。。。(苦笑)」



しかし、私は後に、この発言に似たようなエピソードを、
他の隊士の資料の中に見つけることができました。
(たとえば、第二次世界大戦の、学童疎開に行く前の日などもそうです。親の悲しみはよそに、
出発前夜は本人は臨海学校気分なのです。)



武士の男児といえど、たかが十代の男子です。
まだ幼稚っぽいところが残っているのでしょうね。。。


佐一郎の霊はマミコに、例の涙橋の出陣のシーンを見せてくれました。

⛩️白虎隊寄合一番隊の出陣


幽霊はときに、口で説明するのではなく、
映像を使って、そのシーンを見せてくれます。
その方がわかりやすいのでしょう。


マミコは、幕末の会津の、
そこまで広くない「涙橋」がかかっている道を視ていました



会津藩のたくさんの見送りの人が押しかけていて、
その中のひとりに、遠藤龍子の姿を見つけました。


マミコ「龍子がいるわ。。。」




ほどなくして、道の真ん中を列をなして、
白虎隊隊士達が通過して来ました。

母龍子は一生懸命、ここにいるよとアピールしていましたが、
嘉龍ニはついに振り返ることなく行ってしまいました。

龍子は、悲しそうな顔をしていました。


マミコ「嘉龍ニ、行ってしまった。。。」



マミコの隣で、佐一郎が補足してくれます。


佐一郎「嘉龍ニはな、龍子の顔を見ると悲しくなるから、
わざと見なかったのだよ。
はじめはあんなに楽しみにしていた出陣も、
戦地で幾日か過ごすうちに、家に帰りたくなって落ち込んでいたよ」



⛩️嘉龍ニは、どんな戦地に行ったのだろう


そういえば、
白虎隊寄合一番隊は、
どういうルートで戦に行ったのでしょう。
行く先々で戦ったとはいえ、嘉龍ニはいつの戦いでなくなったのでしょう。
誰(何藩に)に殺されたのでしょう。


歴史的視点から見れば、
戦で一兵卒の誰が死のうが、
そこまで気になりません。

しかし、
遠藤嘉龍ニは、前世の身内です。
誰に殺されたかを知りたいのは、
殺人事件の被害者の家族の気持ちと同じかも
しれません。





ひとつ知れば、またわからないことや知りたいことが
数倍になって跳ね返ってきました。




私「なまじ会津戦争の勉強をするより、
私いま、かな~り真剣に会津戦争のことを調べているわ😃💦」



会社から帰ると、
私がネットで調べたことなどをマミコと共有するのが日課になりました。
弟のケントは既に独り暮らしをしていましたが、
我が家に帰ってきたときは、ネットで検索するのを
手伝ってくれました。


いまいち本腰を入れていないのは、父トシオでした。


一同「本人だろおまえ❗」


ある意味、嘉龍ニっぽいですかね(笑)💦




続く❗




椿あんこでした。
今日もお読みいただきありがとうございました。
スキもいつもありがとうございます😊💕💕

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