〈実話前世👘12〉武家の妻の霊、また現れる
福島県の熊倉という場所で行われた、
熊倉の戦い。
そこで負傷した、
父トシオの前世である遠藤嘉龍二(会津白虎隊寄合一番隊隊士)。
調べて行くと、
その熊倉の戦いの様子が書かれた資料が見つかりました。
その日は、白虎隊側の負傷者は嘉龍二一人だけなのです。
私「え? その日は、そこまで激戦ではなかったの?」
遠藤嘉龍二は、その日受けた傷の状態で、
約1ヶ月は生きています。
即死するような傷ではないのです。
私「そして、肝心の青木村の位置がわからん」
嘉龍二のなくなったとされる、福島県の青木村が、
地図から探せ出せていませんでした。
私が疑問に包まれていると、
またマミコのところに、
祖母ふさ子の前世である、武家の妻の遠藤龍子の霊が現れました。
⛩️武家の妻、遠藤龍子の独白
武家の妻の霊「あの子は、私の看病中はうわ言ばかり言っていました。
まぶしいと、『危険だ!灯りを消せ!』と怒鳴ったり。
まだ戦さの真っ只中にいるような感じでした。
この傷にはこの薬草がよいと言われて(湿布のように)貼っていましたが、
それが良くなかったようで、
どんどん傷は悪化してしまいました。私がいけなかったのです」
佐一郎の霊も出てきて、マミコに補足します。
佐一郎の霊「当時は、細菌という概念がなかったのだよ。
だから、龍子は、感染が身体に広がることを知らなかった」
龍子「もう、嘉龍二は助からないところまできていました。
その時に私は言ってしまったのです。言ってはいけないことを」
私「なんて言ったの😳?」
龍子「あなたも武士だったら、潔く逝きなさい、と。。。」
会津藩の武家の妻らしいと言えばらしい台詞でした。
会津藩の武士や子女達は、この会津戦争で
たくさん自刃していますから。
龍子「嘉龍二はほどなくして亡くなりました。
私は、一番言ってはいけないことを言ってしまいました。
私があんなことを言わなければ。。。」
私「……………。」
龍子「嘉龍二が、なくなって気づきました。
武士の名誉とかそういうものより、ただ、嘉龍二に生きていて欲しかった。
ほら、あの障子の陰に嘉龍二がいるかもしれません。
ほら、あの日だまりの中にも嘉龍二が(笑)」
佐一郎の霊「龍子は嘉龍二の死を悔やみすぎて、
最後は、気がふれてしまったようになってしまったのだよ」
⛩️生まれ変わったら、また会いたい
ふさ子の実の娘マミコに、トシオが出会ったのは、
会社が同期入社だったからでした。
ある日、マミコ一家が海に遊びに行くのを聞いたトシオは、
マミコの母親に電話して、
「あのぅ、来週の日曜日に海に行かれるそうですが、僕も行っても良いですか~?」とムチャ振りお願いをしたのです。
マミコの母は、会ったこともない、娘の会社の同期の男性に、言いました。
「いいわよ」
父トシオはいまだに言います。
「なんであのとき許してくれたのかなぁ(笑)。一度もあったことないのに😁」
今ならわかります。
一同「前世は実の息子だったからだよ!」
⛩️実の親子みたいだったトシオとふさ子
父トシオと、義理の母ふさ子(マミコの実母)は、
ケンカするほど仲が良かった。
ある時は、逃げ出すトシオのことを、
ふさ子は自分のサンダルを片方脱いで手に持ち、「ちょっと!待ちなさい!!!」と追いかけてきたそうです。
私「まるで龍子と嘉龍二(笑)」
前世では、15歳で手放してしまった我が子を、
今世で、20歳から義理の息子として傍においておいたのですね。
そう考えると、前世でできなかった想いを、
龍子は今世で達したのです。
もちろん、生きている時はそんなこと忘れていたと思いますが。
もしかしたら、私達もまさに今、夢中でやっていること、
出逢っている人、乗り越えようとしていること、
気づいていなくとも、
前世でやりたかったこと、次の人生では乗り越えたい(うまくやりこなしたい)ことを
必死にやっている最中なのかもしれませんね。
と、独りゴチていましたら、
またマミコのところに出てきた佐一郎の霊が、爆弾発言をしました。
佐一郎の霊「嘉龍二はな、ヤクザの探索隊仲間に殺されたんだよ」
私「え!銃撃戦で撃たれたとか斬られたとかじゃないの?」
えええ~!😱😱😱
熊倉の戦いがあった福島県熊倉で、
マミコか霊視したら、犯人がわかるかしら。
私「また、会津にいかなきゃ!(何回会津いってんだよ❗)」
私達の前世捜査は、いよいよクライマックスへ。
続く!
椿あんこでした。
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