アナタはどちら? 「雇われ人」「起業家」ココが違う!
「アリとキリギリス」貴方はどっち?
最近特に目につき、気になっている、「雇われ人マインド」と「起業家マインド」の違い。
「アリとキリギリス」ってお話、あるじゃないですか。
お話では、夏にコツコツ働いているアリさんは、食糧が確保できない冬にも困らない。一方、夏に遊び呆けているがゆえ、冬に餓死しそうになっているキリギリスに向かって、「アレじゃいけないよ」となってますよね。
しかし、現実はどうでしょう?
キリギリスみたいな生活してる方が、アリさんより10倍以上の稼ぎがあったりしませんか?
そもそも、キリギリスみたく、遊んで暮らせるのって、常時、運転資金が確保できるからですよね。
もちろん、親のお金を食いつぶすタイプのキリギリスもおりますが(笑)ちょっとややこしくなるのでここでは除外しましょう。
このアリが「雇われ人」、キリギリスが「起業家」タイプの象徴ではないか、私最近、そう思っているのです。
そしていかなる職業でも、考え方一つでどちらにもなりうる。
私、ブロガーとしての複業を通じて、近い将来ノマドワークを実現しようと試行錯誤している過程で、起業家の思考回路というものが大事だな、と、日々実感し続けております。
この「雇われ人マインド」と「起業家マインド」その違いについて、考察いたしております。
「雇われ人」と「起業家」ではマインドが違っていた!
そもそも「雇われ人マインド」と「起業家マインド」、いかなる職業でも考え方一つでどちらにもなりうると申し上げました。
これ必ずしも会社員だからどう、起業家だからどう、
医師の場合に当てはめると、勤務医だからどう、開業医だからどう、ということではなく、
雇われ人でも起業家マインドの人もいれば、
起業/開業している、あるいはしたいのに(?)「雇われマインド」が抜けていなくて、「ちょっと、大丈夫それ?!」的な方もいらっしゃる。
「雇われマインド」とは
横一線に並んで、
誰かがお金を出してくれて、
「誰が何を言った」か、責任取る必要もなく、
失敗の尻拭いもすることない。
リスクの少ない生き方ですが、リターンも少ないです。
一方、「起業家マインド」の方は、
人より、何より今の自分より、常に一歩先にいたいと思っている。
つまり「横一線」では嫌なのです。
自分の稼ぎは、自分に降りかかってきた責任を自分で負う覚悟をもって、自分で切り開く。
本当に成功した起業家は、自分のやりたい1%の仕事を叶えるために、残り99%は「人を雇う」ことによって成り立たせています。
本来ならば、リスクは大きいですが、リターンも大きい。
ですが、極力リスクを少なく、リターンを大きくすべく、試行錯誤を加えているのも、このタイプですよね。
「雇われ人」しか育たない日本の「学校教育」
これは、ひろゆきさんがYouTubeでおっしゃっていたことに深く共感し、自分でも考察を加えてみました。
人間が生き物である限り、
人より自分が頭一つ抜けたい
そして優れた遺伝子を後世に
と、本来なら誰しもが本能的にそう思っていてしかるべきな気がするのですが、
日本の教育というのは、これを押し殺して「雇われマインド」を植えつけるシステムのように感じます。
良い例が先の「アリとキリギリス」。
「アリ」のようであれ、と教え込まれますよね。
でも実際は「アリ」の頑張りを踏み台に「キリギリス」は好きなことだけやって暮らしを成り立たせられるのか、そう考えて最小限の努力で最大の収入を得られている人がいる。
もちろん「キリギリス生活」をするために、コツコツ積み重ねなければいけないものが、あるにはあるのですが、
そもそもが「最短距離で最大の結果」を視野に入れての「積み重ね」。
「雇われマインド」の方と、積み重ねるものの内容と、それにかける時間は大きく異なります。
「医師」に当てはめて考える…
あなたはどっち!?
組織に雇われるか、起業/開業するか、との選択でしたら、どちらが正しい、というのは人それぞれです。
が、これからの時代、雇われていても、起業していても、起業家マインドをある程度備えていないと、高待遇を得るのは厳しいでしょうね。
とはいえ、医師がまだまだ「最強の国家資格」の恩恵に与ることができる分、会社員よりはまだちょっと呑気なものに思います。
医局はまだ「面倒見てやってる」というところも多そうですし、そこに甘んじる雇われマインドの医局員が、出世しないまでも、ある程度のところまでは育ててもらってめでたしめでたし。
ある程度育って医局をやめても、そうそうみんなが取れるわけではない免許がある職業なので、高待遇は望めずとも、食いっぱぐれはないですよね。
片や開業医も、雇われマインドが抜けぬまま、大きく儲けはしないけど、損益も多くなく「無難に続いている」ケースも多く存在します。
先の「アリとキリギリス」を思い出してください。
雇われマインドが抜けぬまま、働いている医師はこれつまり「アリ」さんですよね。
自らコツコツ働いて収益を得る。そうやって淡々と過ごす。
医師はこれで「生きて」はいけます。
が、そのような中、自分があくせく働いて稼ぐなんて、という起業家マインドの医師もちらほら、いらっしゃいますよね。
ご自身が経営に回り、「雇われ院長」つまり「アリさん思考の医師」を据えて、いくつも系列の医院を増やしているパターンの先生も増えてきました。
成功している起業家さんからすると、医師なんて、ちっとも「おいしい仕事」ではないでしょう。
むしろ、ほかの職業より起業家マインドが育ってない、いわば、医業以外の知識にてんで疎いのを利用して、もしかしたら体よく利用できるのでは、くらいに思っているわけです。
同じ医師でも、このように考える方がいらしても、全く不思議ではない。
今のご時世、ネットであらゆる情報が入ってきます。学校で「雇われマインド」を植え付けられていながらも、各方面でこうした「起業家マインド」を仕入れる手立てはいつでも揃っていますから。
そうした事実を客観視しつつ、
「キリギリスのような生き方」一択の私が、「雇われ」の身ながら「院長」「経営者」としてどういう人間を選んでいるか、こちらもついでにお話ししておきます。
絶対関わってはならない!「院長」「経営者」はズバリ…!!
「お前を雇ってやってる」というスタンスの経営者。
今のご時世、ネットなど各方面で「起業家マインド」を仕入れる手立てはいつでも揃っている、と書きましたが、これ、経営者だけじゃなく、雇われている側だって賢くなる、という意味なんですよ。
今ドキ大手企業だって、ちょっと舵取りを間違えれば簡単に潰れる時代です。つまり「絶対的に安定」している雇い先なんて、存在しない。
「終身雇用」は当たり前でなくなりつつあります。
雇われている側も、有能な人は常に起業家マインドを持ち、アンテナを張ってます。虎視眈々とスキルを身につけ、少しでも条件が悪くなれば、ヘッドハンターとコンタクトを取ったりして、いとも簡単に「転職」する。
ということで、もう、経営者とて「ウチに勤めてくれてありがとう」という心構えじゃないと、有能な社員は残ってくれない、そういう時代になってきてます。実は医院も例外じゃないように思います。
「楽して稼ぐ」、何が悪い?
いかなる職業にも適応できる「雇われマインド」「起業家マインド」について書かせていただきました。
私を含め、多くの「キリギリス」タイプ、起業家マインドの人間はおそらく、できる限り無理せず、最大の効果を得ようとします。で、仕事もプライベートも充実させようよ、みたいな。
私の上司、私を雇う人間、みんなそのパターンでした。
雇われマインドであろうが、起業家マインドであろうが、
「楽して稼げる」って、悪い話じゃないですよね。
なので、こんなタイプの上司、院長、経営者、自信を持ってオススメなわけです。
これを機に、皆様自身だけでなく、皆様の上司に当たる方が「起業家マインド」をお持ちかどうか、ぜひ見極めてみていただきたいわけなのですが――
実は、ここにまだ、書いてないのです。「雇われマインド」「起業家マインド」の決定的ともいえる「○○に対するスタンス」の違い。
実はこれを把握するだけでも、起業家マインドに一歩近づけるのではないかとも思います。
こちらでガッツリ、書かせていただいております!
ぜひ合わせてお読みください!
それでは、今日のところは、このへんで。
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