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「医者だから "先生" と呼ばれるのが当然」 と思ってるわけではないのですがね…

日本の「敬称」には、

医師、教師、弁護士、政治家、作家は「先生
噺家(真打ち)は「師匠

というのがありますね。


連載を持たせていただき、いくら感謝してもやまないm3.comメンバースメディアの皆様は、
医師として、物書きとして認知いただけてるからでしょうか、

毎回毎回「先生」とお呼びいただき(泣)


こんなして呼んでいただいてますけど、
編集部のみなさまの方が、
「メディア発信」については私よりよほど凄腕でらっしゃるのですよ!?

こんな方々に毎回毎回「先生」と呼んでいただきながらお仕事させていただくなんて、恐縮かつ光栄でしかない。


一方で…


なんの因果か、
たいして親しい間柄でもないのに、
「えりおさん」でなく、
橘田「さん」(私の本名+「さん」)で呼ばれる方、問い合わせをよこす方がいらっしゃいます。


親しくしていたときは「えりおさん」だったのですが、
私と距離を置くようになってから「橘田さん」と変えられた方もいらっしゃいました。


正直、気分は良くなかった。。。


「えりおさん」「えりおちゃん」は許容できる、どころか、大歓迎。

むしろこっちが大喜びで飛び跳ねますよ。

ブロガーとして、そのブロガーネームに、親しみ(or憎しみ!?ww)を込めてそう呼んでいただいているわけですから。


でも、しかしね、

今や私を「橘田さん」と呼ぶのは、
医者になる前に知り合った友人か、
自分よりはるかに立場や実績が上の方が私に親しみを込めてそう呼ぶ時のみなんですよ。

それ以外の方にそう呼ばれることは、ほとんどないんです。



別に「先生」と呼ばれたくて医者になったわけじゃないとはいえ、

特に自分にたいして親しみを大して持ってもいない相手が当然のごとく、自分の本名に「さん」付けするのは、

それはそれで、やっぱり不愉快に感じてしまいました。。


「先生」という敬称は、

「偉ぶってるから」

ではなくて、

「そういう役職におられること、私は認知しておりますよ」

という意味で呼ぶものだと、私は思っております。


アルファベット圏の人間が私を呼ぶときは、
"Ms" Kitta ではありません。
"Dr" Kitta でございます。
これは何も私が偉ぶってるわけではなく、
「MDとPh.Dを持っているから」です。

韓国では
「先輩」「先生」というのは役職を表すのみの単語で、これだけでは敬称にあらず、
実際に敬意を称してその方をお呼びするときは「先輩様」「先生様」と「様」をつけるんですね。


私はなにも、韓国語で言うところの「先生様」という感覚で、自分をお呼びいただきたいわけじゃないのですよ。


ですがね、


大して親しくもない、自分より目上の立場でもない、ビジネスでのお付き合いでしかない方の「橘田さん」は、

あなたが医師であることを認知しておりますよと、
そういった意思表示ができない、
あるいは、する意思がない、

もしかすると医師というものにあまり敬意を持たれてない方?


個々の考えは自由ですが、
医師に敬意を感じないのに、私とビジネスしたい理由は??

果たしてそんな人とビジネスが成り立つのでしょうか?


ビジネスとプライベートの中間くらいの間柄で、
親しくしていたときは「えりおさん」だったのですが、
私と距離を置くようになってから「橘田さん」と変えられ、
しかもそいつから一方的に「縁切りメール」送られた時は、

私はあなたにこんなして「橘田さん」って呼ばれるために、
高校時代、付属校で周りがチャラチャラ遊んでいるところ、脇目もふらず受験勉強をして現役で医学部に入り、
医局で研鑽を積んで専門医をとって、
さらにその医者の中でも「勤務医」「開業医」のいずれかがほとんどの中、医者の大部分が躊躇する「所属なし」の不安定な身分で、不安なく食べていけるレベルを目指したわけではないはずなのに、

と思ってしまいました。


仮に私が医師でありながら、ブログでそれなりの実績を提げてでも、「先生」と呼ぶに足らない存在なのであれば、
私のこと、二度とそんなして呼べないくらい、
さらに向上するまで。
彼らがどうがんばっても絶対届かない領域に行ってやりたい。

とも思いました。


ま、それ以上に、
自分が人を名字で呼ぶときにより一層気をつけようと思いましたがね。


自分よりはるかに優れた実力でいらっしゃる方なのに「先生」と呼んでくださる一方、

距離を縮めたいからか、
距離を縮めたつもりでいらっしゃるのか、
そもそも私を「えりお」でなく「橘田」でしか呼ぶ間柄でしかないのに「さん」付けの方、

この違いww


これからの自分のライフステージが
なんか変わりそうなこのタイミングで、
ふと思い出したことを書いてみました。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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