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ブランシュたかやまスキーリゾートに行ってきました

やっとホームコースのブランシュたかやまスキーリゾートに行くことができました。今回はこれについて書いてみようと思います。

滑走日は1月2日。0.5泊(車中1泊)2日の弾丸スケジュールでした。
このようなスケジュール・場所になった理由はいくつかあります。

我が家のスキー旅行の遍歴

その前にまずは我が家のスキー旅行の変遷を…

9年前

腰を痛めたときは春分の日に1日だけスキージャム勝山に行き、子供たちはスキーを楽しむようになりました。

8年前

シーズンインとともにスキーを始め泊まりがけでウィングヒルズ、スキージャム勝山、ブランシュたかやまスキーリゾートへ。日帰りでホワイトピア高鷲やウィングヒルズ、スキージャム勝山に。

5年前

車をワンボックスカーに買い換えたので車中泊が可能になりました。そのため日帰りも含めほぼブランシュたかやまスキーリゾートのみシーズンインはスノータウンYeti、岐阜の高鷲地方、スキージャム勝山に何回かのみ行くことになりました。

4年前

ブランシュたかやまスキーリゾートメインで、それ以外に白馬(八方尾根、五竜、白馬47)に2回。長野県スキー連盟のジュニアキャンプに参加。スキーヤーの丸山貴男さんなどにあえて楽しかったです。

2年前

中学受験が終了した2人と2回ブランシュたかやまスキーリゾートへ。自分はパトロールのお手伝いに1回だけ最終日に参上。

昨年

コロナ禍のためどこも行かず(3人とも中学受験終了したのに)

このような変遷があったため車中泊を含めた日帰りが普通の選択肢として上がってきたのでした。

スケジューリングとロケーションの決定のプロセス

・コロナ禍のスキー行

現在まだコロナ禍が続いています。少し落ち着いていたかなとも思いましたが、11月頃よりオミクロン株が世界中で問題になってきました。現在日本でも徐々に新型コロナの感染者数が増えてきていると思われます。
以上のようなことから、宿泊や日帰り温泉施設、飲食施設を使わない方法でスキー行を考えたいと思いました。
そうなると、車中1泊、朝食・昼食は車中で、ということに必然的になり、0.5泊2日のスケジュールになりました。
また、次の日、そのまま働きに行くのはコロナ禍の前はよくあることでしたが、一日自宅で様子を見る(お休みですので)意味でも、道具の整備をして片付ける意味でも、2日に行って帰ってくると言うことになりました。

・元日、2日の天気の推移

大雪を降らせている低気圧があったため、北上(福井方面や岐阜方面)に行くのはかなりの注意が必要だと考えました。
今シーズン、スタッドレスタイヤは新品のものに交換しているしある程度タイヤの慣らしもしているので体制は万全ですが、昨年は雪の中でのドライブを一度もしていないのでいきなりすごいところに行くのもちょっと怖いです。ということから、長野方面(それも中信・白樺湖方面)が一択となりました。

・安心してスキーを楽しめるコースを選ぶ

子供たちと話をしていて一番に思ったのが、ボーダーの方と混在して滑るよりスキーヤーだけの環境で滑りたいとのこと。
ボーダーの方とスキーヤーの視線の違いで接触事故が起こりやすいのは事実です。そういう意味でスキーヤーオンリーのスキー場としてホームコースのブランシュたかやまスキーリゾートになりました。

今回のスキー旅行の旅程

さて、今回の旅程を振り返りましょう。

行きの車中

1月1日の仕事(午後5時まで)を終えて、帰宅。昼のうちに子供たちがスキーのワックス塗りも含めて大体の準備を整えていました。
荷物を積み込み、午後9時半に自宅出発。まずはガソリン給油をと思ったらガソリンカードを忘れて家に取りに帰るというハプニングがありましたが、10時15分、最寄りの名神高速のインターに到着。
そこから1時間15分ほどかけて湖東三山PAまで走行。トイレ休憩を取りました。
また、走り出して2日1時過ぎに恵那峡SAに到着し、休憩。ここでは気温はもう-5℃。子供たち、さすがにびっくりしてました。このあたりでここまでの低温はほぼ記憶にありません。明日の朝食と昼食をコンビニで買い込み、また走りました
午前2時45分頃、岡谷IC到着。高速を降りた後すぐそばのガソリンスタンドで給油し、その後新和田トンネルを越えてスキー場を目指しました。新和田トンネルを越えてからは圧雪路で、一部凍結あり。4輪駆動でスタッドレスタイヤを装着していなければ走れない状況でした(スタッドレスタイヤをはいていても2輪駆動の場合はチェーンは必要だと思えました)。慎重に車を進め、午前3時半少し前、スキー場駐車場着
安全に到着しました!

現地に着いてから

外の雪の中にお酒の瓶を差し入れ、冷酒を造ります(笑)。

今回は純米の浦霞300ミリリットルを選択

ここに深夜についていつも思うのですが、星空が非常にきれいです。そばには星糞峠という場所もあり、すごく星がよく見えるので昔から有名だったようですね
到着時、気温は-14℃。なかなかのものです。

いつもメータを見て嘘、って思います(笑)

10分もしない間に完成。イカの姿フライとわさび味柿ピーとお酒でせんべろセットにしていたので、手短に飲み食いを行い、午前3時45分過ぎ、車内で就寝

朝の準備

午前7時、スマホのアラームで全員起床
ここから朝ご飯(カップラーメンだったり、おにぎりだったり、ちょっとしたお菓子、野菜ジュース)を食しました。
それからさっと着替えを済ませ、スキー道具をルーフラックからだし、ブーツを履き準備完了。リフト券売り場へ。中学生から大人料金になり、ブランシュたかやまスキーリゾートは学生料金はありませんので4人分購入。スキーパトロールのスタッフさんたちに久しぶりの来訪の報告と本日のお手伝いを申告し、トランシーバーを貸与いただきました。

午前中のスキー

8時15分ぐらいから滑り出しました。朝一の気温も変わらず-14℃。最初の1時間はあまりにも雪が凍てついていて滑走ののびがあまりありませんでしたが人工降雪機の雪と自然降雪の雪が混じり合った非常に質の高い雪で、カービングターンを久しぶりに決められて4人で大はしゃぎ。長男にワンポイントレッスンをしてもらいながら、1時間ほど滑って長女はいったん休憩。足下がすごく寒いと言うことで、ゲレンデ食堂の中でストーブタイム。そうこうしているうちに長男と次男も合流。おやつタイムになりました。
おやつタイムを終え10時半頃から再度滑り出しました。今度は頂上でも-9℃程度に気温が上がってきましたので、雪の滑走性が伸び出し、楽しくいろいろなコースを攻め出しました。

私は小回りはあまり得意ではないのですが、長男のワンポイントレッスンでかなりうまくできるようになりました。
そうこうしているうちに私はパトロールから無線呼び出しあり。対応で2時間弱パトロールセンターに居ました。その間子供たちはあちこち滑りまくり、パトロールセンターの仕事が終わった頃、子供たちと合流。スキースクールの先生にご挨拶に行き、子供たちも含め15分ほど談笑。普段口の悪い次男も先生に攻めまくられタジタジになっているのが印象的でした。2年もしくは3年間お会いしていなかったので大きくなっているのにびっくりされていました。
遠く離れたところに知り合いがいるというのはいいものですね。

車中での昼食

スクールの先生の訪問を終えた後、車中でご飯大会となりました。
私のミニバンはハイブリッド車で、普通の電源コンセント(最大容量1500ワットまで)が使えるので、お湯を沸かしたり、場合によってはドライヤーや電子レンジなどが単品での使用となりますが使えます
これが極めて便利で、子供たちも楽しく昼食をとりました。長女はペヤングソースやきそば、長男はおにぎりとカップヌードル、次男はファミマのプライベートブランドの味噌ラーメン、小理屈野郎はチーズカレーヌードルとトマトチリヌードルを食べました。

午後のスキー

午後1時半から午後の部開始です。
この日、コースは全てオープンしており、6コースを滑りまくり、途中で子供たちの滑っているところの動画を撮ったりしながら午後3時まで滑走。誰もけがをせず、安全にスキーを終えることができました。

片付け

車に戻り、30分で片付け終了。早くなったものです。昔は用意と片付けにそれぞれ1時間強かかっていたのですがあまりの早さに子供たちもびっくりしていました。

帰りの車中

今回は日帰り温泉に行かないのでそのまま岡谷インターに向かいました。
恵那峡SAまでコンスタントに走ることができ、午後5時半頃到着。ここではちょっとした飲み物を購入しました。ガムを買いたかったのですが売店が劇込みしていたので、カップに抽出するコーヒーのみを購入し、再び走り出しました。
午後7時ちょっと前に伊吹PAに到着。念願のガムを買いましたが、子供たちは少しおなかが減ったようでおにぎりを購入。見ていた私も欲しくなってしまってハムサンドを購入。走り出してから食べました。
室内の空調を外気導入にして運転席周囲の温度を少し低めにしておいたこと、そして温泉やたっぷりとした夕食を食べていなかったからか眠気に襲われることは全くなく午後9時に自宅到着となりました。

帰ってから

帰ってから、子供たちはすぐにご飯とお風呂に入りました。私はそのまま荷物を下ろし、ブーツやスキー、ストックなどは乾燥しなくてはならないので玄関横のシューズクロークなどを使い荷物を展開し、乾かし出しました。
今日は遅くなるので家内は先に風呂に入っていたので、少しゆっくりめにご飯を食べ、入浴し風呂掃除をし、長い一日が終了しました。

全て安全で、気持ちよくすみました。

次の日は休み。(1月3日ですから)
少し遅めに起床し、乾燥したものをきれいにしまったりさらに感想が必要なものは乾燥を続け、夕方には全ての道具をしまい終わりました。家内も洗濯物は全て3日のうちに終わったとのことでした。

振り返って

子供や小理屈野郎の滑りの変化について

各人の滑りについて考えてみました。

長女

板とブーツを新調しているのですが、今までの板では足下がふらふらして(おそらく剛性が足りなかったのだと思います)不安だったとのことですが、今回はかなりしっかりした板になったので安心して踏んでいけるようになり、ブランクがあったのに逆にうまくなっている感じでした。自分でも実感していると。
ストックの長さは変えなかったのですが、これが功を奏して少し低い姿勢で骨盤の動きに自由度が出ていたのもよかったようです。

長男

彼はもうそれほど気になるところはないのかと思っていたら、今回が一番板を踏めてその反りを楽しめたのでよかったとのこと。
彼もストックの長さを変えていないことから、姿勢が少し低くなることにより骨盤の動きに自由度が出たのだと思います
彼はもう技術的にはかなりの所まで来ていますのでさらに成長するとは思っていなくて、お互いにびっくりしました。

次男

彼はストック以外は全て新調。六甲山人工スキー場に行ったときにポジションの確認はすんでいたので板には乗れているようでしたが、強いて言えばなんとなく姿勢が高く、踏み切っていない感じでした。
帰ってから撮影した動画を見てみたのですが、原因はおそらくストックです。家内が使っていたものを借用して使っていました。長さは110センチ。身長は160センチ。少し長めですね。長女は155センチでストックは96センチ、長男は160センチで105センチ。今度はストックを少し短くしてチャレンジしようと言うことでした。

小理屈野郎


私は体重が少し減ったので、踏み込みやすくなりました。そして、六甲山人工スキー場でポジションチェックをしていたから、即実践体制になれたのが大きかったです。
また、小回りについて、長男いくつかワンポイントレッスンをしてもらって、ずらし主体の小回り、カービングに近い小回りをなんとなくできるようになってきました急斜面でもしっかりスピードコントロールができるようになったのが大きな収穫でした。


スケジューリングについて

今までなら、この予定だと2,3日とスキーに行こうとして、よく行っているペンションとか池ノ平ホテルに連絡して急遽宿を整えていっていました。
確かに滑る日数は多くなりますが、帰ってからしんどくないとはいえない状態でした。
滑走日数は減りましたが、滑っている間は以前より集中しているような感じを受けました。
このような予定はありか、と思います。

今後の予定

今度の週末は3連休。長男はまた行きたいとのことでスケジュール調整をしましたが、なんと、私は日曜日は9時から5時の勤務あり。月曜日に行くと、次の日そのまま仕事になります。ということで今度の連休はおとなしく自宅に居ることになります。
その次の週は、子供たちの学校が中学受験のためお休みです。(おそらく金曜日から月曜日ぐらいまでか)。ここで行けるかも知れませんが、この休みの後に試験があるとのこと。彼らの予定を聴きながらどうするか考えていこうと思います。

まとめ

久しぶりに長野のホームコースにスキーに行くことができたのでその様子を書いてみました。
我が家のスキー行の遍歴、今回のスキー行のスケジュールやロケーションの選定についても考察も含め書きました。
子供や小理屈野郎の長期間のブランクの後のスキー技術の変化について考察しました。
今回のように少し余裕を持ったプランの方が最終的には楽で安全であることが分かりました。
また、予定を見て今シーズンあと何回か行ければなあと思っています


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