見出し画像

老眼鏡を変えた 頸部痛から原因を思索する

以前にデジタル読書をする上で大事なことの一つとして、視界の問題 を挙げ、note記事にまとめました

その直後ぐらいから、なんとなく首に痛みが来だした のです。
また、読む速度のことも気になってきたのもちょうどこの頃 からです

頸部痛が出てきた

最初は、それほどひどいものではなく、時折現れ、入浴すると痛みも雲散霧消 していたため「まあ、そんなものか」と思っていました。
しかししばらくすると入浴した後も、頸部痛が残ることがしばしばになってきました。
首が回らないほどではないのですが、左右どちらかの首の筋肉というかすじ1本だけが極めていたくなります 。そしてそれをもみほぐすようにするとかなりマシになる のですが、何か間違いなく変なことが起きていると思いました。
前述のようにちょうどその頃から読書の速度が落ちてきているように感じていた ので、何らかの問題があり、その二次的な結果かも知れない なとも思いました。

原因を検索する

そこで、おそらく原因があるのだろうと思って、検索を始めました。
まずは、痛みを感じるのは片一方のみでしたので、姿勢と何かリンクする原因がないか と考えてみましたがそれほどはっきりする理由はありません でした。
痛い側を伸ばしたり、曲げたりしながらデジタル読書を進めたりしたのですが、それほど効果なし。痛みを抑えるのは痛い筋をもみほぐすことだけでした。
次に視点を変えてみました。どんな日に出やすいか を考えてみました。どうやら、土日のゆっくりした日に多い ようでした。土日、ゆっくりしている日に行うこと、というのはデジタル読書と、読書ノート作成のためのポメラでの入力 です。
老眼鏡を掛けての目の見え方についてはここのところ特に差異を感じることがなかったので、読書する時の姿勢かも知れない、と思っていました。しかし、見え方に以前との差異を感じない ので不思議だなあと思っていました。
そんな時、あっと気付くことがありました。
このnote記事のトップに載せている写真が自宅の執筆および読書環境なのですが、この写真の環境を前にして、読書ノートを作成している時に、ノートPCの画面(文字)がかなり見にくくなっている のに気付きました。ちなみに、老眼鏡を掛けていて見にくくなっていたので、外してみるとくっきり見えました
手元左側のタブレットを見るには、逆に老眼鏡が必要 でした。外してみるとかなり見にくかったです。
正面のポメラを見る時は老眼鏡はあってももいけましたが、しいていえばなかった方が見えやすい という感じでした。
ちょっと前までのこの環境での見え方を考えてみました。少し前までは、ノートPC、タブレット、ポメラすべての画面を老眼鏡を掛けた状態で非常に見やすい と感じていました。
感覚としては、老眼鏡のスイートスポットが以前より狭くなり、手元側によってきている のではないかと考えたのでした。
以上より、老眼鏡があっていない のが一番の原因かも、という結論に至りました。

検眼してみた

次男もメガネのフィッティングがいまいちになってきて乱視もあるせいできれいに視力が出ていないとのことで、一緒に普段から行きつけの眼鏡屋さんに行ってきました。
視力をチェックしてもらう前に、上記のような感じを受けている旨をいつもあわせて下さっている検眼士の方に伝えました。すると、やはり老眼が進んでいる可能性があります ね、とのこと。そして、検眼し直して、現在の近場の視力を評価し直してみた方がいいでしょう ということでした。
で、検眼してもらったところ、以下のような結果でした。

・左眼の乱視の度が進んでいる(軸は変わらず;実際に老眼鏡を掛けている時に軸のずれを意識したことはありませんでした)
・左眼の老眼の段階が7段階(!)、右眼が3段階進んでいる、とのことでした。
 

この時再び効き目をチェックしてもらったのですが右眼でした。ということで左眼の見え方が悪いのを姿勢などで調整していて頸部痛を感じた のでしょう、とのご意見でした。
検眼にかかった時間はかなり丁寧にしていただいたので20分程度 掛けりました。

確かに振り返ってみると、ここのところ、読書をする時も、ポメラを入力する時もノートPCで仕事をする時も、頭全体を前に出しているような状態で仕事をしていることが多かった です。
ということは首に変な負担が掛けっている ということで、その時の頸部痛を「片一方の筋だけが痛くなる」と感じていたのだろうと結論づけました。

ちなみに次男はフィッティングをしてもらうと嘘のように調子が良くなったと喜んでおりました(次男は所要時間10分ほど)

老眼鏡を作り直してみた

老眼鏡を作り直した方が良いという結論になりました。
次はどのように現存のメガネ枠を使った上でレンズを入れ替えるかを考えてみました。

私は同じ度の2本の老眼鏡を使い分けています。

メガネその1

つるの後ろの印刷が剥げているのが分かると思います
フレームが3本のワイヤーワークです。おしゃれです。
メッキが剥げています

ふんわりした掛け心地 で、掛けたり外したりするのが簡単なもので、仕事中はネックチェーンで首に掛けておき必要に応じて掛け外しをします。
日本製で品質も非常に高いものですが、使いだしてからもう6年程度経っています。一部皮脂などでメッキがはげて きています。さらに耳のあたりに掛ける樹脂の内側に枠のサイズ等のスペックやブランド名が印刷されていますが、それもすり切れています 。掛けた感じがなんとなくへたった感じ を感じるようになりました。

メガネその2

こちらはつるの後ろの印刷の剥げもありません
がっしりした感じです。持った感じも堅牢です。

少し締め付けのある掛け心地 で、ピタッとした感覚があるので集中する時に非常に良いもの。こちらは、例えば、オフィスで書面関連の仕事をするとか、自宅で執筆時に集中する場合等に使うものです。こちらも日本製で品質は高いと思います。
こちらは、掛け外しの回数が少ないのと、使いだしてから5年経つか経たないか、という状態ですので、まだまだ現役でいけそう です。

贅沢といえば贅沢ですが同じ度のものを2本持っていると、片一方が調子悪い時に他方はスペアになるので非常に便利 なのと、上記のように、掛け心地で集中度が変わるので、気分を変えながら仕事が出来る ということがあります。

・最初に考えた交換方法

ですので2本体制は維持しつつ、以下のように新調していくことにしました。

1.まずはレンズを1本分注文する
2.メガネその2のレンズを入れ替える。今までの枠での評価なので定点観測的な観察が出来る。
3.しばらくメガネその2でを使用し、新しいレンズの評価をする。ここでこのレンズでOKの場合は、次のステップへ。もしダメなら、もう一度検眼の上別のレンズを試してみる。
4.新しいメガネの枠を選び(これは検眼の時に済ませました)、これに新しいレンズを入れて、メガネのレンズ更新終了

レンズを注文してから3,4日でレンズの入荷をお知らせして下さいました。

・やはり頸部痛はつらい

以前のレンズで仕事をしていてやはり頸部痛が出たり、それがなかなか収まらなかったので、もう、いてもたってもいられない感じ でした。連絡はお昼頃にいただいたので、仕事がうまく終われば当日中に新しいメガネを試すことが出来るわけです。仕事は午後5時に終わるので、それからメガネのレンズを削ってもらって枠に入れて、としていると、営業時間終了(午後7時)を超える可能性もあります。
結局どんなレンズを入れたとしても、新しいメガネの枠が必要なのは間違いない ので、新しいメガネの枠に、新しいレンズを入れておいてもらい、購入に行った時にフィッティングだけを済ませて、終了とした方が、いいなと思い、方針変更としました。

・最終的な方針決定

というわけで、方針変更後の流れは以下の通りです

1.新しいメガネの枠に新しいレンズを入れてフィッティングをしてもらう。(メガネその3とします)
2.しばらくメガネその3を使用し、新しいレンズの評価をする。ここでこのレンズでOKの場合は、次のステップへ。もしダメなら、もう一度検眼の上別のレンズを試してみる。
3.メガネその2のレンズを入れ替える。これで一連の更新終了

少し流れがスムーズになりました。

幸い、電話をいただいた日にメガネを受け取りに行くことが出来ました。その後は、メガネの見え心地と掛け心地を現在調査中という感じです。後述しますが上々です。

・新しいメガネの見え心地と掛け心地

新しいメガネの枠はメガネその1と同じようにふんわりとした掛け心地 で、必要に応じて掛け外しが多くても大丈夫なパターンのメガネにしようと考えていました。その方向で、今回は今までとちょっと違う枠を選んでみました。
メガネその1は左右のテンプルが非常に柔らかく弾力性がある構造 でしたが、今回はメガネのヒンジのすぐ後ろにバネ型の構造があり、そこがしなやかに動くことでふんわりした掛け心地を提供してくれている ようです。
以前のメガネはレンズの下枠がなかったのですが、今回もそれは踏襲し、枠はブルー系の色からいぶし銀系の色のものに変わりました。
掛け心地としては、ほぼ変わらずの感じで、掛け外しに気を使うことはありません。テンプルの構造が華奢な感じがなく扱いやすそう でもあります。

メガネその1の色違いみたいな感じですね
ヒンジの後ろ側のバネ、分かって頂けますでしょうか?
結構ソリッドな印象です

実際に出来た新しいメガネで見てみると、掛けてすぐは少し歪んだような浮いたような感じを受けましたが、すぐに慣れました
そして、くっきり見えるレンジが非常に大きくなって、首を突き出すような動作が要らなく なっています。むしろ少し顎を引くことによって、見えやすくなるような感じ で、頸部痛は嘘のようになくなりました
使いだしてから3,4日間しか経っていませんが、以前のメガネを掛けてみるとほぼ使用に耐えない状況 です。同じように見えるようにするためにはかなり無理な姿勢をとる必要があることに気付きました。
もう数日様子を見て、問題なければ同じレンズを再度オーダーしメガネその2のレンズを入れ替えることにしようと思います。

まとめ

今回頸部痛や、読書速度の低下を感じだし、その理由を思索しました。
理由としては老眼鏡の度が合わなくなってきたことであることが分かりました。
検眼を行ったところ、仮説は正解でした。
新しい枠とレンズを入れたものをまず作成し、評価中だが頸部痛もなくなり視野もさらにくっきりとしたので、問題ないと思われました。
視野が良くないということには直接気付かないことが多く、随伴症状(肩が凝る、眼精疲労、頭痛、等など)を感じるのみの場合も多いようで、今回の小理屈野郎の場合もそのパターンでした。
これでまた、軽快に読書が出来るのではないかと考えました。


時折体から出るちょっとした「声」にも耳を傾けなければならない年齢なのかも知れません。
いろいろと丁寧に考えていきたいものですね。
今回は更新日変更の第1回の記事投稿でした。今後もよろしくお願いします。

よろしければサポートお願いいたします。 頂いたサポートは、書籍購入や電子書籍端末、タブレットやポメラなどの購入に充当させていただきます。