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日帰り香川県~厄徐の旅~後編
與田寺での厄除を済ませ、もう1箇所、たまたま近くに厄払のご利益で有名な神社がありましたので参拝しました。
白鳥神社という場所です。與田寺から僅かに5km、車で10分ほどで到着です。
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門をくぐると、たくさんの風鈴が涼し気に音を出しています。
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境内に入ると、色とりどりの風鈴と風車が飾られています。
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突然、ネコが走ってきて、足元に身体を擦り寄せてきました。神社の飼い猫なのでしょうか。
その後、拝殿を堂々と歩いていました。
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参拝を済ませると、拝殿の横に「厄祓い人形」というものが置いてありました。3回息を吹きかけて、罪穢れを人形に移しておけばお祓いしておいてもらえるようです。
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與田寺でしっかりと厄徐の祈祷をしてもらってましたので、ここでは、これだけにしておきました。
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裏手に回ると、昔の小学校のような不思議な空間があります。
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裏参道から出ると、白鳥の松原と言われる松原があります。
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この松原の中には日本一低い山であるらしい「御山」があります。
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全く平坦で、登っている感覚はありません。
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また案内板です。矢印の方向を見てみると…
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標高3.6mのようです。山というか、松の根で盛り上がってるというか…。
江戸時代の高松藩主により建てられた社殿の裏手に「 御山みやま 」はあります。約4万坪(約13万2000平方メートル)あるという神社を囲むように存在する森、いわゆる「鎮守の森」の中にあります。
2004年に台風16号が同地に来襲し、神社の周囲では床上、床下浸水する家屋が続出しましたが、鎮守の森だけは水没しませんでした。調べてみると、明治時代の郷土史資料で同地が「御山」と呼ばれて、山と認識されていたことが分かったのです。台風をきっかけに判明した地元の歴史をみんなに知ってもらおうと、鎮守の森で一番高い場所(3.6メートル)を日本一低い山「御山」と定めたのです。
日本一低い山と聞けば、大阪府の天保山のイメージでした。ちょっと調べてみますと…
天保山
標高4.53メートルの人工の山のようです。最初は18メートルあったようですが、大砲の設置をしたり、地盤沈下したりで、この高さになったようです。日和山と抜きつ抜かれつの末、現在は日和山の方が低いようです。
日和山
標高3メートルの人工の山のようです。海の日和を見るために築山され、元々6.05メートルだったものが、東日本大震災により、この高さになったようです。
大潟富士
標高0メートル。なので、山裾は0メートル以下。山の高さは3.776メートルだそうです。干拓地に1995年に築山されたものです。
弁天山
標高6.1メートルの自然の山のようです。
それぞれ、「三角点がある」「国土地理院地図に記載がある」など、日本一低い山たる理由を述べています。
そもそも山って何なのでしょう…。
山(やま)とは、周囲よりも高く盛り上がった地形や場所のことをいう。地形学では「丘陵」や「台地」よりも周囲との相対的高度差(比高)や起伏が大きいものを指す。平地と比べ、傾斜した地形から成る
山の定義はぼんやりしているみたいです。高く盛り上がった地形である山…の低さを競うことがそもそもナンセンスな気がします。
日本一甘くない苺や日本一酸味のない梅干しを競っているようなもの…
一応…
自然の日本一低い山=◎弁天山 △御山
人工の日本一低い山=大潟富士
が正解な気がします。
あとは様々な条件を付すことで、日本一は入れ替わります。
とはいえ、日本一…と書かれるとついつい足が向いてしまいます。
そのまま、裏参道を歩いて少し行くと、白鳥海岸に出ます。
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とても穏やかな瀬戸内海です。
方角的に、正面に見える島は、小豆島のようです。
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日も傾いてきましたので、帰路につきました。
開運厄除のお寺と神社の日帰り旅でした…。
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