こんな苦労もあるのか…
ある朝のこと。
出勤前に、内科の診察が入っており、少し時間があったので、街中の公園のベンチで一休みしておりました。ベンチの前は自転車🚲や徒歩で通勤する人達がたくさん行き交っています。
市街地なので、目の前は今風のマンション…。こんな場所に住めたら便利だな…。しかしながら街中すぎて騒々しいかな…などと考えてました。
ふと、目の前のマンションの前をみると、40代前半くらいの女性👩が、少し体格のいい小学生👦を引っ張ってます。
何事でしょうか…。
事情はすぐにわかりました。何が理由なのかはわかりませんが、その子は学校に行きたくないようです。体格が良いので、少し違和感はありますが、休みたいようです…。
そして、女性は出勤時間🚲になっているようです。
学校に行きたくない子供と、仕事に行きたい(行かなければならない)女性のバトルです…。
ずっと2人でやりとりしているところを見ると、当然、家には他には誰もおらず、子供が登校することが唯一の解決策と思える状況…。もちろん、女性が仕事を休むという選択肢もありますが、そうもいかないのでしょう…。
2人で行ったり来たり…女性は自転車に乗ったり降りたり…。これは、女性にとっては本当に困りますし、イライラするパターンだろうなと…。
子供が幼児であれば、言い方は悪いかも知れませんが、保育園なり幼稚園に預けてしまえば、保母さんたちが預かってくれますから、問題ありません。よく見る光景ですが、子供が泣こうが喚こうが、預けて、そそくさと出勤してます。
しかし、小学生になるとそうはいきません。
何とか子供を登校させる必要があります。共働き世帯が大半でしょうから、他人事では無いと感じました。
うちの息子は、学校に行きたがらない日など1日として無かったので、幸運だったのかも知れません。
その親子👩👧…。最後は何とか説得できたのか、女性は自転車に跨り、「ちゃんと行きなさいよー!」と言いながら、猛然と出勤していきました…。
小学生も、ランドセルを背負い、どこかに歩いていきました。ちゃんと登校したかは定かではありませんが、ランドセルを背負っているので、登校するしか無いかと思います。
核家族化が進み、共働き世帯が当り前の世の中…。思わぬ落とし穴を見た気がしました🌱
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